第87話
頭領と戦闘員は、ビールを飲んだ。
頭領は「冷たくて、喉につたうと、うまいね!これが戦闘に勝っていたら、もっと、うまかったけどね。」と残念そうだった。
戦闘員は頭領に「お楽しみはこれからですよ!」と励ました。
励まされた頭領は戦闘員に「おぬしと酒を飲むと楽しいよ!」と楽しそうだった。
そして、頭領は、しめさばを食べた。一口食べると「このしめさば、甘酢で、身が引き締まってて、うまいな!」
戦闘員も「おっしゃる通りです!ところで、健って、25歳って、言ってましたよね?その割には、戦いの時、息切れしてますけど、歳、鯖を読んでるんじゃないですかね?しめさばで、そう思いました。」と頭領に尋ねた。
頭領も「ほんに、そうじゃのう!戦いの相手があの調子なんで、こちらのやる気をそがれるのう!それにしても、おぬしのギャグ、光ってるのう!」と戦闘員を褒めた。
戦闘員は「そういえば、すし屋では、鯖を光り物といいますね!」
頭領は「うまい!おぬし、光ってるとワシが褒めると、すかさず、すし屋の鯖を光り物とかけたのう!」
戦闘員は「恐縮です!ありがとうございます!」
頭領は戦闘員の連発するギャグを褒めて楽しんでいた。




