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第79話

敏郎が食べ終えた頭領たちに次のオーダーを聞くために、近寄った。


敏郎は頭領に「サーモンとクリームチーズのカルパッチョは、いかがでしたか?次は、何にいたしましょうか?」と尋ねた。


頭領は敏郎に「カルパッチョ、うまかったよ!この店は、うまいものばかりだね!えーっと、次は、塩焼きそば2人前にするかな?」


敏郎は頭領に「お褒めいただき、ありがとうございます!塩焼きそばのご注文も、ありがとうございます。確かに承りました。厨房に、すぐに伝えます。しばらくお待ちくださいませ。では、失礼いたします。」と丁寧に言って、また一礼した。そして、厨房の方に行って、健と阿蘭に伝えていた。


戦闘員は「無茶苦茶、丁寧なやつですね!信じられませんね!真面目で、よく働いてますね!敏郎は、やっぱりホテルの従業員みたいですね!それも、リーダー格ですね!まるで、僕ら、ホテルにいるみたいな錯覚が起こりますね!この気持ち良さ、なかなか、いいですね。」


頭領は「それはそうだな!丁寧に応対するので、こちらも、気持ちはいいな!また来てみたいような気にさせるから、不思議だな!」と戦闘員に敏郎のことを褒めた。


頭領は、敏郎の低姿勢の態度が、自分の優越感を抱かさせるようで、ある意味、快感だった。元々、いつでも小料理屋で、エコーズの動向を探るはずが、料理の味にかれてしまい、さらに敏郎の丁寧さが魅力的で、一層、ハマりそうだった。

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