表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

63/188

第62話

この日、夕方近くになった。頭領と戦闘員たちの頭上にカラスが“カーカー”と鳴いて飛んで行った。


いつもの戦闘員が「カラスが鳴いてますね・・・。あいつら、どんだけ待たすんでしょうね?」と呆れ顔だった。


その時、エコーズ4人がようやく現れた。いつも息せき切って、走ってくるが、この日は、一段と息切れが激しくて、かなりの低速で歩くように走ってきた。


頭領は携帯折りたたみイスから「よっこいしょ・・・。」と、気合が入ってないように立ち上がった。


頭領は一応、いつも通り、エコーズ4人に、いつものセリフで「待っておったぞ・・・。エコーズ・・・。」と気の抜けたようなセリフで、いつものような、インパクトは、全くなかった。


健たち4人もそうだった。


健は頭領たちに、型通りのセリフを述べた。「エコーズ・・・。参上・・・。」


頭領は「遅かったな・・・。おまけに名乗りのセリフも、覇気はきが全くないうえに、すぐにやめたな・・・。」とエコーズに向かって言ったものの、健たちと同様に疲れていたので、迫力もなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ