表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

53/188

第52話

カレーライスを3皿、楓梨が錦小路に運んできた。


錦小路が「楓梨ちゃんばっかりが運んでくるね!この店の看板娘がずっと俺に運んでくるのは、もしかしたら、俺が上得意客っていうこと?」と冗談交じりに質問した。


楓梨が「錦小路さんだから、かなりのお得意様です!」と褒めた。


錦小路は、その言葉を聞いて、ますます有頂天になっていた。


錦小路は「うれしいことを言ってくれるねー!可愛い楓梨ちゃん!」と楓梨を褒めちぎった。


錦小路は楓梨に「今晩、店が閉まったら、俺と君たちで、キャバクラ行こう!俺が君たちの分もおごるから!」と誘った。


それを聞いて楓梨は「うれしいです!絶対に行きますからね!健さんたちにも言っておきます!」と、うれしそうに厨房に戻って行った。


それを頭領は聞き逃さなかった。


錦小路は、楓梨が運んできた3皿のカレーライスのうち、1皿だけ自分のテーブルに残し、残りの2皿を頭領と戦闘員のテーブルに移した。


錦小路は2人に向かって「お近づきのしるしに、カレーライスをプレゼントします!」


錦小路は強引だった。


頭領は「えっ!?ご自分で3皿食べるんじゃないんですか?」と尋ねた。


錦小路は「いいえ。これは、あなたたちのために頼んだんです!」と豪快に笑った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ