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第49話
しばらくして、錦小路に、ビールとフランクフルトが運ばれてきた。楓梨がそのオーダー品を運んできた。
楓梨が「いつもお世話になっております!フランクフルト、サービスで5本です!」
錦小路は「サンキュー!楓梨ちゃん、相変わらず可愛いね~!彼氏できたか?」とフランクフルトがサービス増量だったので、調子よかった。
楓梨は「うれしいこと言ってくださるので、感謝します!」と大喜びしていた。
錦小路は横に座っている頭領と戦闘員に気が付いた。
錦小路は2人に向かって「こんばんわー!横に座ったのも何かの縁!ビールいかがですか?フランクフルト食べませんか?」と一方的にまくしたてるように、しゃべった。
頭領と戦闘員は、無言だった。
錦小路は2人の返事を聞くこともなく、楓梨を呼んで、取り皿2枚を運んでくるように、大きな声で、叫んだ。
頭領は錦小路が取り皿2枚を頼んで、どうするのかと思った。しかし、とっとと錦小路が帰ったらいいと思った。




