第44話
今日も、いつでも小料理屋は客で、にぎわっていた。
頭領と、いつもの戦闘員は、いつも通り、常連客として店に来ていた。
健が、客のオーダー品をテーブルに運んでいた時、頭領を見つけた。
健は「社長さん、いつもありがとうございます!最近、新メニューの“大人のお子様ランチ”や“大人のパフェ”も、あるので、いつか注文してくださいね!」と頭領に勧めた。
頭領は健に「へぇー、そんな変わった料理もあるんだね!じゃあ、その料理とパフェを頼んでみようかな?」
健は「早速、ご注文いただきまして、ありがとうございます!今日は、大人のお子様ランチは和風ですが、よろしいでしょうか?」と尋ねた。
頭領「ああ!それでいいよ!2人分ね!」と答えた。
健が厨房に行った。
戦闘員が頭領に「新作メニューは、大人のお子様ランチと大人のパフェだったんですね!戦闘に来るのが、新作メニューで遅くなったと言ってましたが、どんな内容のものなんでしょうね?」
頭領が「どんなのか楽しみだな!毎日のようにリニューアルスーパーに目玉商品を目指して買いに行っているのだから、ご苦労なことだな!夜も遅いのに、朝早くから、店のために、頑張っているな!戦闘そっちのけで、店の売り上げのことばかり考えている!その間にデビルグリードは常に前進している!」と言いながら、自負していた。
しかし、そのデビルグリードのバイト戦闘員たちも、健たちの行くスーパーで、バイト店員として忙しく、健たち4人と同じく戦闘から遠ざかっていた。




