第37話
楓梨が注文の炙りホタテとビールを運んできた。
楓梨が「お待たせしました。ご注文の品物です。後のオーダーもお聞きしておきましょうか?」
頭領が「サーロインステーキとガーリックライスを2人前ずつ頼むよ。」と、オーダーした。
楓梨は「ありがとうございます。後ほど持ってきます。」
頭領と戦闘員は今持ってきた料理を食べることにした。
頭領は「冷たいビールは、のど越しがいいね!炙りホタテは焦げ目がつくぐらいに香ばしく焼かれている。醬油とみりんと砂糖のタレがホタテに塗られていて、うまいね~!」
戦闘員も「本当に、この炙りホタテ、後を引きますね!」と同じように褒めた。
戦闘員が頭領に「あいつら、4人、なんだかギクシャクしてるようですね!」
頭領も「うん。いつものチームワークの良さを感じられないな!やつらに全く笑顔がないな。エコーズを、もうすぐ解散に追いやれるかもしれないな!」
戦闘員は「あっ!そうなると、この“いつでも小料理屋”は、閉店するんでしょうか?」
頭領は「まぁ、それも、仕方のないことだなあ。うまい店で惜しいけどな。」
頭領と戦闘員は、いつの間にか、いつでも小料理屋のファンになっていた。




