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第36話

その夜、いつでも小料理屋に頭領と、いつもの戦闘員が現れた。


楓梨に、いつも通り、4人掛けのテーブル席に案内された。


頭領が楓梨に尋ねた。「楓梨ちゃん、どうしたの?右の手首、湿布しっぷなんかして。」


楓梨は頭領に「いやぁ~、ちょっと使つかい痛みです。」


頭領が「お大事にしてよ。」


楓梨は「社長さん、ありがとうね。ところで、今日はメニュー、何にしますか?」


頭領は「あぶりホタテとビールをはじめにお願いするよ。」


戦闘員が頭領に耳元で、ひそひそ話した。「おかしいと思いませんか?健と阿蘭も、あちこちに絆創膏ばんそうこう貼ってますよ。おまけに愛想悪いし、あれから、また、揉めたんでしょうね。経営のことがあるから、一応、みんなで働いているようですね。」


頭領も「千鶴は、さすがに無傷のようだな。さすがは、鋼鉄の体だな!しかし、アンドロイドのリリアは、さすがに威力いりょくがあったな!ワシも、スマホ代を浮かして、小学生に小遣いをせびられた上に、ちんどん屋で笑わせてると言われ、悲しかったが、リリアを造ってよかった!あいつらに一泡吹ひとあわふかせてやったわ!久々のヒットだったな!」と自慢げだった。


戦闘員は「さすがに頭領ですね!目の付け所が違いましたね!」と褒め称えた。


戦闘員に褒められて、頭領は実に、うれしそうだった。

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