第32話
頭領が、いつもの戦闘員に提案してみた。「アンドロイドのリリアを試しに動かしてみよう!」
いつもの戦闘員が「それは、いい提案ですね!早速やってみましょう!」と賛同した。
頭領が「リリア!このおにいちゃん(いつもの戦闘員)に握手してみて。」
アンドロイドのリリアは、いつもの戦闘員に近づいて、握手した。
いつもの戦闘員は握手されて「ありがとうございます!」と言いながら、うれしそうだった。いつもの戦闘員は、相手がアンドロイドでも、ほぼ見た目が人間そのままなので、緊張していた。
次に頭領がリリアに「リリアちゃん!握手の次は、チューしてあげて!」
頭領の言葉を聞いて、いつもの戦闘員が「ええ~~~。そんなぁ~~~。」と、またしても、うれしそうに言った。
リリアは、いつもの戦闘員のほっぺたにチューした。
いつもの戦闘員は、デレデレして、言葉にならなかった。顔は真っ赤になった。この結果に頭領は大満足だった。
頭領は、いつもの戦闘員で、成功したので、健と阿蘭に同じようなことをリリアにさせようと企んだ。もちろん、ふぬけにさせて、エコーズ解散を目論んでいた。今度こそ、うまくいくと確信する頭領だった。




