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第29話

それから、次に、見栄えのする化粧をした割と派手目の女性4、5人のキャバ嬢が現れた。


彼女らも、シャンパンタワーで歓声を上げていた。その女性たちのうち、2人は健たち4人のソファー席に座り、アルコールと簡単な軽食を飲んだり食べたりしていた。みんなで盛り上がっていた。


戦闘員が、またしても、それを見て「また、あいつら、今度は店の女性を囲んで、楽しんでますよ!シャンパンタワーの次は、女性ですね!全く、呆れるやつらですね!」


頭領も「全く、そうだ!ヒーローは、どこに行ったんだ?世も末だな!」


しばらくして、頭領と戦闘員の前にキャバ嬢が2人現れた。キャバ嬢2人は頭領と戦闘員に「ソファーに座っていいですか?」


頭領と戦闘員は即答で答えた。「はい!どうぞ!」


キャバ嬢2人は「オーダーしてもいいですか?」と尋ねた。


先ほどの答えと同じく頭領と戦闘員は、またしても「はい!どうぞ!」と言われるままに同意した。


その後、キャバ嬢2人は、アルコールと軽食を頼んだ。


頭領と戦闘員はキャバ2人と大いに盛り上がった。健たち4人を批判していたことも忘れているようだった。


ヒーローたちと頭領たちは、それぞれ楽しんでいた。敵同士が同じフロアで戦うどころか、2組は、酒とキャバ嬢で浮かれていた。


健たち4人のエコーズを非難した頭領と戦闘員は、同じ穴のむじなだった。

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