第18話
頭領が提案した。「そうだ!楓梨と千鶴を仲違いさせよう!イケメンの男性を連れてきて、2人に取り合いをさせよう!経費を節約するためにバイト戦闘員の中からイケメンを探し出せ!急務だ!」
戦闘員が、そのプランを聞いて「それは名案ですね!しかし、問題ですが、そんなイケメンがバイト戦闘員の中にいたでしょうか?」
頭領は「それもそうだった・・・。」と残念そうだった。
頭領は、またしても提案した。「そうだ!それなら楓梨か千鶴のどっちかを褒めちぎって、もう1人に嫌気がさすように持っていこうか?」続けて「そして、エコーズ解散に持っていこうというのはどうかな?」
戦闘員は「いいんじゃないですか?しかし、楓梨は、この店で客から褒められっぱなしですよ。千鶴しかいませんね。」
頭領は「あいつか・・・。あいつを褒めるのは、至難の業だ。でもここは最終目的のためにも、まず手始めに、千鶴の褒めちぎりも必要かもしれないな。」
戦闘員は問うた。「戦闘の時にしましょうか?」
頭領は「まず、この店でやってみるか?少しは今まで、お世辞で言ったものの、千鶴は、あまり反応しなかったなあ。最近、健と阿蘭と楓梨だけは舞い上がってるけどなあ。」
頭領と戦闘員は秘策を練っていた。