表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

18/188

第17話

そう言っているうちに、常連客の頭領が、いつもの戦闘員を連れ立ってやってきた。


健は厨房にいたが頭領を見て店の入り口まで走って迎えた。


健が頭領たちに「いらっしゃいませ!お待ちしていました!社長さんが来られると店は繫盛します!」


健は感謝の気持ちで、いっぱいだった。


頭領は、それに応えるように「それは、よかったね!あんたたちは、うれしそうだけど、ワシは今、悲しいんだよ。」


それを聞いて健は、何のことだろうと思ったが、浮かれていたので、別段、気にはしなかった。


頭領は、すかさず、とりなした。「いや、別に。商売のことで気になることがあってね。でも、この店に来ると元気になるよ。」


健は「いつでも来てくださいよ!嫌なことがあっても、ここに来て忘れてくださいね!」と頭領に元気づけした。


頭領は「ありがとう。」と礼を言った。


テーブル席に頭領と戦闘員は案内された。


戦闘員はコソコソ頭領に「あいつらのために僕たちは、ガッカリしているのに、その張本人があの態度なんですから、何も知らないとはいえ、迷惑なやつらですね!」


頭領がそれを聞いて「う~ん。あいつらめ!この先どうやってやるか、覚えておれ!」


頭領は、自分がまいた種で、健たちの小料理屋もヒーローも順調になって、笑えない頭領だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ