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第156話

健は頭領のオーダーしたクリームあんみつを運んできた。


健は「お待たせしました。クリームあんみつです。社長さん、大変なことが起こってるんです!この店、いつの間にか異世界に来ているんです!」と頭領に報告した。


頭領は「ええ!?異世界!?だから、客が仮装行列のコスプレチームばかりなんだな!」と言い返した。


健は「日本人のお客さんは、社長さんとお連れの方だけです!」


頭領は「なんでまたそんなことになったんだろう?」と尋ねた。


健は「それが全く思い当たるふしがないんですよ!」


続けて健は「どうしたものか困っている状態です!日本に帰れるでしょうか?」


頭領は「ワシらも当分ここで、居るしかないのかのう?」と心細そうだった。


健は「まあ、クリームあんみつを召し上がってください。」と言って、厨房に戻った。


戦闘員は「どうします?頭領!僕、なんか思うんですが、さっきの石、怪しそうです。」


頭領は「しかし、どうしたものかなあ?この石だとすると、表に捨てたら、逆に日本に戻れなくなるという可能性も考えられるな。」


戦闘員は「石を置いておくべきか、捨てるべきか、悩みますね。」


頭領は「とりあえず、クリームあんみつを食べよう!」と提案した。


頭領は「あんみつ、甘くて寒天に絡まって、うまい!添えられているバニラアイスもしっとりとして、うまいな!」


戦闘員は「確かに、うまいです!しかし、どうしたもんでしょうね?」


頭領と戦闘員は、こんな時まで、食欲不振どころか逆に食欲旺盛で、クリームあんみつをのんきに食べていた。

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