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第11話

気分がよくなった頭領は次の注文をオーダーした。親子丼と味噌汁と漬物つけものは白菜の浅漬けをそれぞれ2人前オーダーした。


料理を持ってきたのは、また楓梨だった。


頭領は、楓梨に「楓梨ちゃんが持ってきてくれたら、料理が一層うまくなるね!」と、お世辞をかました。


楓梨が「社長さんったら、お上手なんだから!」と、うれしそうに喜んだ。


戦闘員が頭領に向かって「マジですか?」


頭領は、笑っているだけだった。


親子丼は炊き立てご飯に、鶏もも肉が出汁と醬油と砂糖と、みりんで煮ていて、卵がほんのりむらなくトロトロの半熟状に仕上がっている。みつばも香りがよく、卵と混ざっている。香りのよい細切りの海苔のりがトッピングされていた。


味噌汁は豆腐とネギの合わせ味噌の味噌汁だった。昆布やかつお節の出汁で味噌との相性が抜群の味だった。


白菜の浅漬けは白菜があっさりとけられていた。


頭領と戦闘員は、あっという間に完食した。


頭領と戦闘員はコソコソと話し出した。


頭領は「あ~、うまかった!戦士を褒めちぎって、ふぬけにしてやる。ワシの作戦は、うまくいっている。」


戦闘員は「ああー、そうですね。すごい名演技です。僕もだまされかけましたよ。」と感心した。


頭領は「うん。そうだろう。敵をだますには、まず味方から、という言葉があるぐらいだからな。」と戦闘員に褒められて、うれしそうに語った。

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