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王子とドラゴン

囚われた仲間を救出。再始動。

動き出す五人。


第四エリアは町がいくつかあるだけ。

後は全てマハラジャや大富豪の土地で勝手には入れない。


会場は富豪が所有する建物。

周りは森になっている不便な場所だ。

モンスターが居ないので夜でも移動可能。


森を抜け。手掛かりを探る。


何か聞こえないか?

獣の鳴き声がするわね。

脅かすでない。


大丈夫私達は無敵よ。

そうそう。

オーレはお腹すいちゃったな。

よしこの辺で何か探すか。


木の実やキノコを集める。

暗くてよく見えない。


あった。あった。

とりあえず腹を膨らませ体力を回復させる。


何か変じゃないか?

そうね。気分が高揚する。

そうか? オーレは何とも。はっはは。


文豪さん。まさか……

どうやら毒キノコのようじゃ。あっははは!


笑わないで文豪!

ドロップだって笑っているではないか。ははっは。


何か近づいてくる? えへへへ。

鳥でしょうか文豪さん。あははは。

あれはドラゴンじゃ。いひひひ。


皆。これを飲んで。うふふふ。

ドロップが薬草を配る。


中毒症状が改善。

元の状態に戻る。


まずくないですか文豪さん?

まずいって言われてものう。もう遅いじゃろ。


こんなところにドラゴン。


ドラゴンは大人しいが敵を排除しようと襲ってくるって竜使いが言ってましたよ。

ほう。よく覚えておるのう。


呑気に話してないで二人とも隠れるのよ!

レイルが指示を送る。


暗くてよく見えんが何色じゃ?

ええっと。青かな?

緑よ。

オーレは赤に見えるんだけど。

勘違いよ。紫に決まってる。


レイルを信じたいがやはり儂には黄色にしか見えんが。

どっちでもいいですよ文豪さん。

王子も言うようになったの。


あれ…… どこかで……

どうした王子?

いえ。何だか懐かしい気がして。変ですよね。

ああ。言っている意味がまったく分からん。


ちょっと文豪! 王子をいじめないで!


ははっは。ドロップはどう思う?

何が?

いや何でもない。


暗闇では良く分からなかったが七色に光るドラゴン。

レインボードラゴンに間違いない。


おうおう。儂を追いかけて来たのか?

どういう事文豪?

こ奴はメスでな。赤ん坊が生まれたばかり。


それでそれで?


儂は卵がかえった時たまたま立ち会ってな。じゃから赤ん坊は儂を親だと思っておる。あの時はこ奴も興奮して攻撃したが誤解も解けたようだ。赤ん坊が儂に会いたがっているのであろう。


本当かなあ。文豪の言う事だから……


疑うのかドロップ? 皆に見せてやれなかったのが残念であるがほれこの通り。

手を広げドラゴンを迎え入れる。


危ないですよ文豪さん! あなたを狙っているんです。

王子? 

私には分かるんです。

どう分かるというのじゃ?


ほら文豪。王子を苛めないの。

しかし……


危ない! 隠れて!

王子が文豪を突き飛ばす。


そこへ旋回したドラゴンが体当たり。

止めるんだ! 落ち着くんだ!

王子?


文豪目がけてドラゴンが突っ込んでくる。


夜だと言うのにまるで昼間のように。見えているかのような動き。突っ込んでくる。

ターゲットの一体何に反応しているのだろうか?


再び大空から急降下。


文豪は逃げ切れるか?


文豪さん早くその穴に隠れて!

穴?


得体の知れない化け物が潜んでいそうな大きな穴。

まさか冬眠中の熊でも寝ているのか?


言われるままに中へ。


ふうう。何とかなったわい。

文豪! 大人しく!


レインボードラゴンは興味を失った。


文豪はレベルアップ。

レベルが93になった。


大丈夫文豪?

ああ。間一髪ってところかの。


王子様。あなた様は?

ははは。私は王子であるぞ。


何を抜かす! 儂は文豪だぞ!

文豪は張り合わないの。


王子あなたは一体?

そんなことよりもこれを。

うん? まさか……

はい。この巨大な羽根はレインボードラゴンの物です。


何と美しい。

光り輝いている。

これは期待できそうだ。


急いで大富豪の元へ。


何? もう見つけただと。

うむ。これでよかろう。

どれどれ。問題ない。正真正銘のレインボードラゴンの羽。


間違いない。私のコレクションに加えるとしよう。

よし。これで文句ないな?

ああ。悪くない。取引成立だ。


晴れて自由の身。


借りを作ることなくゲインを使うことなく仲間を取り戻す。


お礼に良いことを教えてやろう。


おい!

男がやって来た。

はい旦那様。


この方たちにこの地に伝わる伝説を聞かせてやれ。

伝説?

はい。ここに伝わる伝説の一つに天上人伝説と言うのがあります。


儂らは別に興味は……

いいから最後まで。この世界を支配していると言う王だか神だかがいると言われています。この上。そうエリアスリーに住まわれているとか。


うむ。面白そうじゃ。詳しく頼む。

エリアスリーには天上人が住まわれている。だが決して人間の力ではたどり着けない。しかしもし幻のレインボードラゴンを操ることができれば天上人に近づける。エリアスリーへたどり着けるかもしれない。


ははは! そんなくだらない伝説真に受けることないですよ文豪さん。

王子。お前さっきからおかしいぞ。

そんなことありませんよ。そんなくだらないことよりも早く魔王の所へ。

分かっておるわ。


いけ好かない大富豪と分かれドラゴンと遭遇した森辺りを歩き回る。


えええ?

そんな……


どうしました皆さん。


闇が消えて朝を迎える。


明るくなったわね。

うむ。良い兆しだ。


文豪さん。早く……

王子どうなさいました?


レイルがいくら問いただしてもまったく上の空の王子。

やはり様子がおかしい。

何か隠している?


早く戻りましょう。

無理を言うでない。


魔王のいるエリアワンにはどう行けばいいのか。

とにかく手がかりを見つけなくてはならない。


朝日が眩しい。


ギャア! ギャア!


ドラゴンの鳴き声。

昨夜の奴か?


レインボードラゴンが再び襲ってきた。


                     続く

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