「座談会だよ、全員集合!」
日間恋愛ランキング、トップ10に入りました!!ひゃほーう!!
皆様の応援のおかげです。
座談会には意外な人も。
騎士1「お久しぶりです!本編第1話で登場した騎士その1です!」
騎士2「騎士その2です」
騎士3「騎士その3です」
騎士達「「「名前はまだありません!!」」」
騎士2「“こいつら誰?”とお思いのあなた。お手数ですが第1話をご参照ください」
騎士1「あっ、それ俺のセリフ!!」
騎士2・3「「今後も我ら王立騎士団と団長をよろしくお願いします」」
騎士1「無視するなっ!!!」
神官1「騎士達に先を越されてしまいましたか。…ああ、失礼致しました。
本編第1話で“神獣様!?”と叫ばせて頂いた神官その1です」
神官2「“なんと神々しい!!”と叫ばせて頂いた神官その2です」
神官達「「今後も私達神官とアレン様をよろしくお願いします」」
神官2「ああっ、“あんな変態知らない”などと仰らないでください!」
神官1「アレン様にも良いところはあるんです!」
神官2「実はいい人なんです!」
着ぐるみ「まさかの出オチ…。あいつらモブのくせに」
侍女「そんなこともありますよ、神獣様。
…皆様、お久しぶりです。第5話に登場させて頂きました、侍女のマリアンナと申します」
着ぐるみ「キミ、モブの自覚ある!?得意げに名前名乗らないでよ!」
侍女「名前のない方に言われても……」
着ぐるみ「そんなこと言うキャラだったけ!?………もう。
―――ここからはメインキャラクター達の座談会をお楽しみください」
◇◇◇
ハルカ「着ぐるみまで集合するんですね。何もここで登場人物の少なさを露呈させなくても…。
申し遅れましたが、一応ヒロインの河野陽香です」
団長「本編にも出ていない苗字をここで出しても良かったのか?」
王子「コウノハルカ?変わった響きだが、美しい名だなっ!」
団長「妻の名を気安く呼ぶな。こいつの名を呼ぶのは俺だけの特権だ。
殿下はせいぜい“女神様”とでも言って崇めていろ、花でも千切って」
ハルカ「団長、それこの後の番外編のネタですよっ!メタはやめてください」
宰相「メタなのはあなたです。
…それとジークフリート、いくら座談会でも敬語ぐらい使ってください。敬えとまでは言いませんが」
王子「……。私はここでもこんな扱いなのか…?」
宰相「仕方ありません。殿下は地味キャラというやつですから」
ハルカ「心を抉るようなフォローですね」
王子「フォローになってないっ!!」
???「皆様、誰かお忘れではありませんか?」
宰相「あなたが出てくると話が長くなるので、帰ってください」
神官長「そう、最も女神様を愛するこの私です!!」
宰相「宰相たる私を無視するとは、いい度胸ですね」
団長「一方通行の愛だがな。ちなみに俺達は相思相愛だ」
神官長「ああっ、女神様!どうしてこんな悪魔のような男と……。
もしや、その男に脅されているのですか?おのれ、騎士団長ジークフリート!!!」
ハルカ「…………」
団長「…………」
宰相「…………」
王子「おお、これが放送事故というものか。初めて見た」
◇◇◇
―――全員揃ったところで、本編の感想や番外編への意気込みなどをどうぞ。
まずは、ヒロインの陽香さんから。
ハルカ「ターン終了です」
―――ええっ、早いですよ!?ヒロインとして何か言うことないんですか!?
ハルカ「この話の恋愛タグ、(微)から(無)にしてください。
あと、神官長が気持ち悪いです」
―――い、一応恋愛カテゴリーなので…。
団長、こっち睨まないで!!タグは消しませんからっ!!
―――気を取り直して、次は王子のレオンハ…。
神官長「やっと私の番ですか。女神様はどこです?」
―――し、神官長。あなたの出番はまだ先です。
あと、陽香さんなら帰りましたよ。だからあなたも帰ってください。
出番になったら呼びますから。
神官長「なぜ、私が帰らなければならないのですか?殿下の出番はなくてもいいでしょう。
それより、神獣様と女神様の話を……」
―――長くなりそうなのでやめてください。
もうあなたの出番でいいので、本編の感想や番外編への意気込みを“手短に”お願いします。
神官長「はぁ、仕方ありませんね。
…番外編のトップバッターは私です。以上」
―――……っ!?ちょ、ちょっと!何ネタ、ばらしちゃってるんですか、取り消してください!
神官長「もう遅いでしょう。
女神様もいませんし、私は帰ります」
―――あああぁぁー。
宰相「あなた作者なのに、あの人に何を期待していたんです」
―――宰相まで呼んでもいないのに出て来ないでくださいよ…。
いつまで経っても王子が出れないじゃないですか。
宰相「殿下に需要なんてあるんですか?
メインキャラクターのくせに、読者様からの感想で一言も触れられていませんでしたよ」
―――なぜそれを!?
宰相「宰相たる者、このくらい当然です」
―――けっ。着ぐるみのことは見破れなかったくせに。
宰相「何のことです?
それより、感想でしたね。第3話、第4話は脳内から消去してください」
―――あ、帰って行った…。やっぱ、気にしてんじゃん。
―――さあ。レオンハルト殿下、満を持して登場です!!
王子「……………」
―――あれ?どうされました、王子?
やっと来た出番ですよ。王子ー、王子ー?
王子「感想には私への言葉はなかったのだろう?
もう……出なくてもいいんじゃないか…。誰も望んでいないようだし」
―――いじけないでくださいよ。一応、王子の番外編も書く予定ですから。
ほら、のの字書いてないで。
王子「あんなキャラの濃い奴らの後で、何を話せと言うんだっ!!
どうせ私は地味キャラだっ!!!」
―――王子にも良いところありますよ。……地味なところとか。
ほら、何か一言どうぞ。
王子「こんな話を読んでくれて、ありがとう。本当に感謝している。
私も番外編に登場するらしいので、ぜひ読んでくれ」
―――………で?あ、帰って行った。
まとも過ぎるでしょ。だから、地味って言われるんですよ。
―――さあ、真打の登場です!騎士団長ジークフリート!!
団長「お前達の期待している結婚話はしっかり作者に書かせよう。楽しみにしておけ」
―――お、おぉい!?何勝手なことほざいてやがるんですかっ!?
あんたが出てくるとR指定になっちゃうでしょうが!!
団長「何も直接表現だけがすべてじゃないぞ?
まあ、期待されているのならば努力しよう」
―――何を!?ちょ、変な意気込みはいりませんよ!
団長「そろそろ帰るか。愛しの妻が待っていることだしな」
―――なんという自由人。あまりの通常運転っぷりに作者は泣きそうですっ!!
◇◇◇
着ぐるみ「作者号泣につき、ここからはボク……」
侍女「と、私マリアンナがお送りします」
着ぐるみ「ちょっと!割り込んでこないでよ!!
てか、どんだけ名前あるの嬉しいんだよ!強調し過ぎだよ」
侍女「この作品を読んでくださり、ありがとうございます。
次は番外編でお会いしましょう。及ばずながら、私も活躍させていただきます」
着ぐるみ「何勝手に締めてんの!?しかも、図々しいよ!!」
侍女「…神獣様。見てください、もう3千字オーバーなんですよ?
この座談会、本編のどの話よりも長いです」
着ぐるみ「あ」
若干、暴走しているキャラがいます。
マリアンナさん、王子よりキャラ立ってるよ…。
ご好評のようなら、番外編後に「座談会2」も行いたいと思っています。