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チャックのあるヒロインはいかがですか?  作者: 遊雨季
本編「チャックのあるヒロインはいかがですか?」
8/37

エピローグ

 これで本編完結です。

 後日、番外編など書くかもしれません。

 ………読みたい人がいてくださったら。

 親愛なるお母様へ


 私が家を出てから、どれほどの月日が流れたでしょうか。

 突然そちらの世界から離れることになり、家族の皆がどうしているのか気になりますが、元気に暮らしてくれていると信じています。


 私も異世界で元気に暮らしています。



 以前のお手紙でお願いしていた貯金のことですが、お母様のお好きにお使いください。

 そちらに戻ることはありません。親しかった人達にもう会うことができないのは寂しいですが、こちらでも新たな関係を築くことができました。




 一緒にトリップした着ぐるみは、今は私の家の応接室にいます。

 良き相棒だったので、本当は寝室に置きたかったのですが、残念ながら反対されてしまいました。


 こうも長い間一緒にいると、やっぱり愛着が湧いてしまいますね。


  

 ここ最近は、いつも変わった友人達に囲まれて楽しいティータイムを満喫しています。






 ……着ぐるみと。




 追伸 もうファブリーズはいりません。


    お母様の新婚生活の話を聞きたい、今日この頃です。













    ああ、書き忘れていましたが、今日は私の結婚式です。



     あなたの娘、陽香 より



   ◇◇◇



「何を書いているんだ?」


 もうっ、見ないでください。


「なんだ、マリッジブルーか」


「違います!!」


 ウルサイ花婿ですね。


「つれない花嫁だな」

「心を読まないでください」

「ただの愛コンタクトだろ」

「……アイコンタクトの字が違う気がしますが」

「うかれてるんだ」

「部下の方々が気持ち悪そうにこっちを見てますよ、団長サマ」

「団長じゃないだろう。花嫁殿」


「―――あなたもね。……………ジークフリート」



「―――愛している、ハルカ」




 ジークフリートの抱擁を受けながら、式の開始は遅れるんだろうなぁと溜め息をついた。



 

 精一杯のイチャラブです…。


 最後のシーンの没ネタ。ほんとはこれにしたかったんですが、仮にも恋愛カテゴリーなので自重しました。



「団長じゃないだろう。花嫁殿」

「―――あなたもね。……………ジークフリード」


「………ジークフリートだ」




 間違えたのは作者です。

 やめて、石投げないでください。


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