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儚い空、死ぬまで忘れない

作者: Haruto
掲載日:2026/06/14

青春短編小説です。ぜひ最後まで見ていってください。

これは、俺の初恋の話だ。俺は不器用ながら、好意を伝えた。もう何年も前の話だ。だけどこの出来事は、死ぬまで忘れられない思い出となる。二人で見れた綺麗な景色。それはもうとんでもなく脳に焼き付いていた。

界人:ついに中三が始まってしまった……中二は楽しかったなぁ。受験勉強死ぬほど辛いと思うけど、これからもっと辛いんだろうな。

雫玖:私は、山下雫玖って言います!よろしくお願いします。

界人:雫玖ねぇ

界人はその時は同じクラスメートとしか思っていなかった。特別な感情を持った訳でもなく。

〜数分後〜

界人:よろしく。雫玖さんだっけ?

雫玖:うん。よろしく

隣の席どうしで、お互い緊張していた。

教師:今から、教材を取りに行きます。1番近い、界人さんと雫玖さんはちょっと手伝ってください。

界人:はーい

雫玖:わかりました。

雫玖:ねぇ界人くん。趣味って何?

界人:趣味かぁ、んーサッカーとか?

雫玖:へぇーサッカーできるんだ!じゃあサッカー部なの?

界人:いや、違うんだ

雫玖:理由聞いていい?

界人:うん。理由……俺の苦手な人が居てさ……

雫玖:そっか!でもサッカーは部活入んなくても練習はしてるの?

界人:うん。それはしてるよ。サッカーは俺を変えてくれたスポーツだから。

雫玖:そっか。

界人:逆に趣味あるの?

雫玖:うーんゲームしかしてないなぁ、最近は

界人:へぇなんか意外だわ笑

雫玖:なんでよ笑

〜数日後〜

界人:雫玖さん数学のここって、公式使ってできる?

雫玖:そこね!難しいよねーでもできるよ!

界人:おっけーありがと〜

〜数ヶ月〜

雫玖:界人ー!

界人:あっ……

界人は逃げてしまった。

雫玖:界人?どうしたんだろ

界人:最近雫玖といると胸がズキズキする…なんでだ…?

雫玖:界人!何かあったの?

界人:ごめん。今日は1人にして…雫玖さん

雫玖:わかった!ばいばい!

界人:うん…

〜数時間後〜

友人:界人っさんそりゃあ恋っすね〜笑

界人:うっせぇよ!まったく…俺の友達は全員、頭がお花畑だったことを忘れてたわ!

友人:おいおいひでぇなぁ、お前が悩み相談してくれって頼んだくせにぃ。

雫玖:(小さい声で)えっ…界人君が!?

雫玖は物陰に隠れて界人を見張ってた。

雫玖:様子がおかしかったから見に行ったら…ふふ

友人:とにかく!思いを伝えるなら今のうちだぞ!界人!

界人:えっ…そんなこと言われても準備が出来てない…

友人:やかましい。明日だ!明日伝えてこい!

界人:明日ぁ!?

友人:できなかったらこれから意気地無しって弄ってやるよ笑

界人:おいおい、本気か?

友人:本気だよ

界人:わかった。

友人:素直だねぇこんなとこ久しぶりに見たわ。

〜翌日〜

界人:雫玖さん!昨日は一緒に帰れなくてごめんね!放課後屋上に来て欲しいんだ。

雫玖:えっ?わかった。

雫玖は何をするつもりか分からなかった。

〜放課後〜

界人:あっ…雫玖さん……

雫玖:ねぇ界人

界人:ん…?

雫玖:思ったんだけど、"さん"付けじゃなくていいよ?

界人:ん…わかった。雫玖!俺は…お前が好きだ!

雫玖:へぇっ?!

界人:僕と付き合ってください!

雫玖:早く言ってよ…(泣)

界人:えっ…?

雫玖:ごめん!今は受験勉強とかで忙しいから!

界人:そうか……すっかり忘れてた

雫玖:でも…私も去年から好きだよ。界人の事このクラスで良かった。

〜翌日〜

友人:よくやった!界人!

界人:あぁ…俺はタイミングが悪かった。

友人:どういうことだ?

界人:去年なら行けたんだ。

友人:そうか。だけどもう二度と会わないわけではないんだよ。

界人:そうだな。

友人:お互い頑張ろうぜ。恋愛も、勉強も

界人:ありがとう!

〜数ヶ月後〜

界人:俺が雫玖に告白してから早5ヶ月俺らは卒業だ。雫玖と俺とでは頭の良さが違いすぎて同じ高校まで届かなかった。

界人:雫玖!

雫玖:界人!

界人:ちょっと来てくれないか。

雫玖:わかったよ!

界人:俺ら別々の高校になったけど、まだどこかで会えるかもしれない。その時まで、この1回しか見れないこの日の空を、俺を覚えてて欲しい。

雫玖:界人からそんな言葉が出てくるなんてね笑

界人:そうだな笑

雫玖:安心してよ!界人の事も、告白してくれた屋上から見える空も、今日の空も覚えていられる!

界人:ありがとう。この1年間、君と同じクラスでよかった。好きだよ

雫玖:私もだよ、私も好きだよ。ありがとう。またいつか会お!

界人:うん!じゃあね!

雫玖:じゃあね!

〜数分後〜

友人:お前は偉いな!最後まで雫玖さんへの想いを伝えられた!尊敬するぞ!

界人:やめろよ笑照れるだろ?頭お花畑さん

友人:せっかく褒めてやったのによ笑俺らもここでお別れだな。

界人:そうだな。なんだかんだでいい奴だったよ。お前は。またどこかで会おうぜ!

友人:そうだな

界人:じゃあな

界人:俺も雫玖の事、親友の事、あの時の儚い空、死ぬまで忘れはしない!

儚い空、死ぬまで忘れない Fin_

あなたは1人ではありません。この物語を見て、貴方に会いたい。貴方を必要としている人がいることを忘れないでください。

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