四話 ランチタイムとお昼寝
アンジュは満足げに
「いや〜食った食った〜!やっぱ運動の後のママンのランチは最高ですな〜!」
田中はタコさんウィンナーを見つめ
「うむ…合格…」
と言いそのタコさんウィンナーを口に放り込む
鈴木はお辞儀した
佐藤はモグモグしながら手順書Bと書かれた本に何かを書き続けている
「よし!これでイレギュラーがレギュラーに!」
アリスは両手でオニギリを持ち常に不安げな表情でオドオドしながら恐る恐る尋ねる
「あ、あの、サトーさん、さっきからずっと何書いてんです?」
佐藤は書きながら
「あーこれですね。色んな記録とったり、初めて起きた事、今の出来事とか書いておけば、手順書いておけば、次同じケース、次同じ事起きたらこの手順書にかかれている通りに処理すれば成功する確率上がり再現性でてルーティン化できるようにしてます。何回も同じ事めんどいじゃないですか。その都度その都度なんか確認したり決断したりって…。書いておけば思い出す必要もないし思い出せなくても人に聞くこともなく見れば解決しますからね。人に聞くのもめんどいし相手の時間奪うのも嫌ですし何回も聞いてくんなとかなくなりますし属人化なくなりシステマティックにすれば誰でも同じような結果だせますし…。といっても戦いだとそう上手くいかないですけどね戦いは個体差全く違いますしね…」
アンジュは呆れ顔で
「まーた語ってる…。ほんと自分の好きな事のみやる気だしまくるよね…」
田中
「どうやったら楽するか心血注ぎ楽するために努力してるのだよ彼は…」
アリスは少し不安が和らいだ様子
「な、なんか研究みたいで凄いですね…」
佐藤
「なんて言っていいか…聖書…攻略本作ってるみたいなかんじです。一回やったら次からリソース食わないようにエネルギー使いたくないんで」
アンジュは種のような物を嬉しそうに手の平に置き見つめながら
「なんかそれっぽいこと言ってインテリぶってからに…」
佐藤はカチンときた
「な、なんだとこの〜!アンちゃんは少しは頭使え〜!てかまたその種撒くんでしょ?!この前みたいに家侵食されそうになると面倒いから家の近くはダメだかんね!家庭菜園やばい事になったじゃん!ちゃんとルールにしてあるし!それに、アンちゃんもうしませんカードにアンちゃんサインしたのに何回破ればいいの…!?」
アリスはその様子を見て
「あ、あはは…仲が良くて羨ましいです…」
アンジュと佐藤は二人同時に
「全然仲良くない!」
アリス
「け、喧嘩するほど仲が良い…ははは…」
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3人掛けのソファでテレビを見てる子供と男性と女性の後ろ姿
テレビには太陽の陽が当たり一面青く見えている映像
青く見える森林の映像、とブルーフォレストとテロップが表示されている映像
その青い森林の森林火災の映像
その木が燃え樹皮が落ちていく映像
その上空に鳥が旋回している映像と、火種を運ぶ運び屋の鳥、とテロップが表示されている
焼け落ちた枝の燃えてない箇所を口に咥えその枝を咥え飛び立つ鳥の映像
それを上空から落とす映像
そこから森林火災が発生する映像
昆虫や動物が逃げ惑う。その地表を逃げている獲物をその鳥が捕獲して上空へ飛び立つ映像
高高度から燃え広がる地を見下ろす映像
自然の森林火災レジームの拡大、とテロップが表示されている
火の熱で弾け散る種の映像
その種が育っていき森になっていく映像
生い茂っていく様子の映像
太陽の陽が当たり一面キラキラと青く輝いているように見えている映像
3人掛けのソファでそれを見てる子供の後ろ姿のみ
遠のいていく
こども用の小さなイスも見えた
遠のき暗くなる
———
続く
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