表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

序章 ー異世界転生ー

カタカタカタカタ…

カタカタカタカタカタ…

「ふう、もう少しで一段落着きそうだな…」


俺の名前は田沢慎吾、今年で30の大台を突破したブラック会社のプログラマーだ。

昔はミュージシャンを夢見てバンド活動をしていたが、時代の波には逆らえず就職しブラック企業でこき使われている。

「3日で20ページあるWebサイトを作ってくれとか、正気か…?しかも人員は俺一人…」


既に2徹目に突入し、机の片隅にはエナジードリンクの山が積み上がっている。

「もう何でも良いから…早く完成させて…寝たい……」


就業時間や終電はとっくに過ぎ去っており、部屋には自分以外いない。

今はただただ独り言を呟きながら、眠気と戦いつつ作業を進めている。

「しかも入社してからずっとこんな感じだ…これで俺が死んだらどうするんだ?いやいっそ死んだ方がブラック会社が潰れて世界が平和になるかもしれないな、ハハハッ…」


徹夜続きの作業を何度も何度も命令され、もうほとんど自暴自棄状態である。

「っと、そんな冗談を言っている暇があったらさっさと完成させないとな…」


「…ってあれ?おかしいな…何だ?手が動かない……」


(やべぇ、変なフラグ…建てなきゃ…よかっ……た……)




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ