うどんと生きる一時の休息
「姉妹の二人、倒したんだ。お疲れさまー」
帰ってきたら、ドットがタオルを渡してくれた。
「姉妹の二人?」
「ん? 言ってなかったっけ。仲がいい姉妹なんだって」
「聞いてないが……」
「そうかー、じゃあ、私のミスかも」
あからさまにドットの様子が違う雰囲気だった。
前はもう少し敬語で話しているような気がしたけれど、今日の彼女は様子が変だ。
「どうかしたのか?」
「ん? なにが?」
「口調変えてるが」
「イメチェンイメチェン」
イメチェンで、ですます調からすぐに変えられるものなのだろうか。
そもそも敬語よりも不思議と自然な感じにも思える。
「具材は持ってきた」
「どっち食べたい?」
「夜はぶっかけうどん、朝はつけ汁うどんでお願いしていいなら」
「はいよ。……ほんとにうどん好きだよね」
「好きなものを好きと言うのは悪いことではないとは思うが」
「んー、そういうもんか」
色々と怪しい雰囲気はあったけれど、とりあえずドットの作ってくれた夕食を頂くことになった。
ぶっかけうどんは、控え目な汁の量に対して、多いうどんの量がしっかりとした噛みごたえを感じさせた。うどんの味をしっかり堪能する感じが好印象。しっかりと味わって英気を養えたと思う。
そのまま夜は何事もなく就寝。
次の日を待つこととなった。




