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希望  作者: 爆弾魔フルーツ
1/5

私を救った人

YouTube用の台本コピペしてるので読みにくいのは許してくださいいいいいいいい

希望(完成)「作成済み」


はぁ…


いつもと変わらぬ学校


あぁ…


いつもと変わらぬ先生


はああああ


いつもと変わらぬ生徒達


…みんな寝てる


土屋先生

彼はこの学校で歩くオルゴールと言われているほど生徒が寝る事で有名な先生だ

授業になると自分の事を話初めて止まらず1時間が潰れる


…授業どこ行ったんだよ


キーンコーンカーンコーン


土屋)おっと、もうこんな時間か

それじゃぁ各自解散で

ガラガラガラ(扉)


そして、いつもと変わらぬ昼の時間が始まり、私は昼食を食べに屋上へ向かった…




少し重たい屋上の扉を開け、さっきの教室とは違い、爽やかな空気を全身で浴びる


いつもと変わらぬ屋上


私はそう思っていたのだが…




少し先にはフェンスの外に立っている少女とそのそばに靴が揃えてあった


私は、いつもと変わらぬ足取りでそのそばにあるベンチへ座り昼食をとり始めた


「…何も、言わないの?」


自分)私は君の事は何も知らないしね、それに、辛くて死にたいのならそれも1つの選択肢だと思うし


「ふふっ、変わってるね」


自分)そうかい?案外みんなこんな感じだと思うよ


私がそう告げると彼女はフェンスの内側へひょいっと飛び越え、私の隣へ座った


鈴仙)私、鈴仙って言うの


鈴仙)ちょっといろいろあって生きる目的がわからなくなっちゃって…


鈴仙)君は、生きる目的とかあるの?


自分)別に無いかな、趣味に走って自由気ままに生きて行ければそれでいい


鈴仙)ふーん、それで、趣味は何をやってるの?


自分)小説書いてる


鈴仙)厨二病ですか?


自分)小説書いてる人を厨二病とか言うのは良くないと思うぞ


鈴仙)ふふっ、面白い人

それじゃぁその小説見せてよ!


自分)いいけど家行かないと無いよ


鈴仙)じゃあ君の家まで行く!

ほら!行こ!


自分)えっ、いや、授業どうするの?


鈴仙)サボる!


自分)はぁ!?


〈家〉


鈴仙)…酷すぎない?


自分)君は遠慮と言う言葉を知らないのか


鈴仙)あいにく昔から遠慮はしない性格なもので


鈴仙)ほら、ココの言葉使いとか変えたら良いと思うよ


鈴仙)あとここの文章もう少し細く説明した方がいいよ


そんなこんなで私は鈴仙と仲良くなり

私の小説を見せるだけのはずのこの時間は、何故か鈴仙による小説勉強会へと変わった


…鈴仙詳しすぎね?


つかこれ何時まで続くんだよ


いつしか時計の針は8時を指していた


鈴仙)ほら!ここの日本語おかしいよ!


自分)あの~…鈴仙さん?


鈴仙)ん?どうしたの?


自分)そろそろ時間がぁ…


鈴仙)おっ、ほんとだ

泊まっていい?


自分)はぁ!?


鈴仙)ふふっ、冗談だよ

明日も会おう、お昼に屋上来てね

私まだしばらく生きる事にしたから


じゃあね~


ガチャん


…なんなんだあいつ


〈出かけ先〉


鈴仙)……で?

なんで私は授業をサボって貴方とデートをしている訳?


自分)デートじゃない遊びに行っているだけだ


鈴仙)ねぇ知ってる?世間はそれをデートって言うんだよ


自分)まぁいいじゃん、どうせ授業出るつもり無かったんだし


鈴仙)…まぁね、どうせ捨てる命だったし


自分)おっ…おう


鈴仙)それで?次はどこへ行くの?


自分)さっきから俺が行く場所決めてばっかりだったし次は鈴仙が決めていいよ


鈴仙)…お腹空いた


自分)ふふっ、そう

それじゃぁ何食べようか


鈴仙)パフェ


自分)パフェ!?


鈴仙)奢ってね!


自分)はぁ…



モブA)あれ?鈴仙じゃね?


モブB)ほんとだ、親殺しの鈴仙じゃん


鈴仙)!?


自分)親殺し?


私が疑問を抱いてると鈴仙が私の服の裾を掴んできた


鈴仙)…行こう

ごめん、ちょっとここには居たくない


そう、私は服の裾を引っ張られるまま鈴仙について行き…

辿り着いた先は



自分)…ここは?


鈴仙)私の部屋だよ

ごめんね、あの子達とはあまり話したくないの


その部屋の中心には酒やタバコが置いてあるつくえがあった


自分)親御さんの?


鈴仙)いや、私のだよ

君も吸ってみる?


そう彼女は告げ、小さな箱から1本のタバコを私に差し出した


自分)…いや、だって…未成年だし


その酒やタバコが示す心象風景はなんなのだろうか…


あの町であった人達の言葉


最初に会った時の小傘の行動


私は考えてしまった


鈴仙)ふふっ、そうだよね

でも私はこれが無いとダメなの



彼女は、そう言葉を放ち、小さな煙草に火をつけた


鈴仙)私、早く死にたいの


鈴仙)私、親はお父さんしか居なくてね、

そのお父さんは酒に酔って私を殺そうとしてね、それに抵抗したら私がお父さんを殺しちゃって…


学校に行ってもその事でいじめられるし


もう、生きる希望も意味も目的も無くて…


君、最初に会った時言ってたよね

「辛くて死にたいのならそれも1つの選択肢だって」なら私は…


自分)…ねぇ、鈴仙


俺の為に…まだ生きててくれない?


小傘)はぁ?


自分)どうせ死ぬならその命、俺の為に使ってよ

…ほら…その…まだ色々教えて欲しい事もあるし


小傘)ふふっ、何それ告ってるの?


自分)ちっ…違うわ!


鈴仙)まぁいいわ

たしかに貴方が作った物語の続き…気になるしね



この後彼が書いた小説にはこのような物語があった


いじめや虐待から疲れ果ててしまった少女を、ある少年が救い出すといった物語だ


…彼は、私を救ったのだ


私は生きる希望を見つけた










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