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第3話 言われるまま目を閉じれば

穴をのぞいているジョーじいさんに「おじいさん、さぞ驚かれたことと思いますが、今日は特別な日です。お忘れのご様子とお見受けしますが」と、ネズミが言いました。「これは驚いた、ネズミが話している。わしは、どうかしてしまったに違いない」ジョーじいさんは、ネズミを見ながら、ただ目を丸くするだけです。


「おじいさん、時間がありません。さあ目をとじてください。いいですか?」ネズミはジョーじいさんに近づき、真剣な顔でジョーじいさんを見上げて言いました。ジョーじいさんは、ネズミに言われるまま目を閉じました。その時です!スッーと体がすいこまれるような感じがして、ジョーじいさんは目をあけました。まわりの景色がグルグルまわっています。「おじいさん、もう少しですから目をとじていたほうがいいですよ」とネズミが言いました。

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