ニート死ぬ!
外に出ると、建物の壁には沢山のwantedと書いてある紙が貼ってある。
その紙には、ごっついおっさんが沢山いる。
「こいつらには合わないように気をつけよう」
そんなことより、俺は仕事してまた人生やり直さないと。
そのために、まずお店探さないとな。
鼻歌でも歌いながら探そう。
「ふっふふっふふー」
「いらっしゃいやせー!」
お?この声はお店があるのか?
声がした場所に目をやるとそこには一つ小さなお店があった。
「よし、やっと見つけた。俺は、ここではない人生をやり直す!」
まずは、大きな声で挨拶をする。これ、仕事の面接で大切な所!
「お邪魔しまーす!」
そこの、お店の名前はbeybar名前からはバーという事しかわからなかったが、中に入るとその意味がすぐにわかった。
「え?...」
中には、マッチョなどこかで見たことがあるような顔の男たちが男たちとイチャイチャしてる様子があった。
「う..あぁ、すいません。お店を間違えましたぁ。」
「あぁん?お兄ちゃん、どうしたの〜」
やっぱり、オカマだ。
「すいません、お店を間違えて」
「いや〜、この町にはここしかお店は無いわよ〜。 だって、私達が壊してしまったもの♡」
「は、はー。すごいですねー。では、さようならー」
やべー、いきなり合ったのがあの張り紙の人なんてどうなってんだよ。
自分の運の無さが、受け継がれていることに思わず涙をこぼす。
「うわぁー!なんでー!」
涙をこぼしながら店を出て自分が出せる全速力で走る。
「ちょっと、 まちなさいよ。」
あのオカマ達が俺に向かってものすごい速さで走ってくる。
そしてものの3秒で追いつかれました。はい。
もちろん、そこで捕まりました。
頭をすごい強さで握られました。
「うぐぅ、や、やばい潰れる。死ぬ、やめて」
「い.や.よぉ〜」
手を取ろうとするが、強すぎて離れない。
だがそこで、頭から手が離れた。
『よかった。死ななくて!』
そこで、相手を吹っ飛ばして時間を稼ぐため、自分に秘められた力があると信じて手に力を込め相手の顔をなぐる。
「ふんにゃろー!」
バシ!
俺が、殴る前にクソオカマに首を掴まれた。
『やばい、息が出来ない。まじか、ここでしぬのかよ.』
手でクソオカマの手をほどこうとするが、やはりビクともしない。
「死んじゃ、ダメなんだよぉ。ここで死んだら、ダメなんだよぉ。」
自然と涙が出てきた。
『くそ、もう無理。たえられ、ない』