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Ep.66 Noxes Intrusion III:※アウロンは地上に吹き飛んだのでもう出てきません

◇Noxes Area———アステリア




 バリアが割れた瞬間、私は空の彼方へと剣を投げ———ギリギリでそこ目掛けて転移、隕石による自爆の回避には成功した。モーヴちゃんも自前のスピード、そして羽を使って逃げられた……はず。

 アウロンは知らない。



『やったか?』

「そんなこと言わないでくださいよ……」


 バサバサと翼をはためかせたモーヴちゃんが私の横に並ぶ。

 私は生成した大楯を宙に浮かせ、30m級の身体を支えている状態だが……これ以上デカくなると流石に厳しそうだ。



『なるほど、どうやらアストラが言っていた以上に危険なようだな……アステリアよ』


 光の波動が周囲を満たす。

 石の浮島の中心、ボロボロになったがなお無事な地面の上で———ノクセスは未だ立っている。



『【リカバリー】』


 そして、その身体の傷すべてが再び修復されていく。やっぱり一撃で殺さないとダメらしい……これで無理なの?



『こうなれば少々本気を出す他ない。ゆくぞ———【限界突破】』

『それプレイヤーの専売特許じゃないの!?』

『渡り人の専売特許……そんなものありはしない』



—————————————————————

『形態変化:【“⬛︎⬛︎堕天”高貴なる(The)戦闘機構(Noxes)、あるいは⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎】』

『限界突破!【“⬛︎⬛︎堕天”高貴なる(The)戦闘機構(Noxes)、あるいは⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎】Lv.19999』

『エリア移行:【起源空間】』

—————————————————————



 気づけば周囲の空間が真っ白く染まっている。地面すらも白く変化し、自分が立っている場所がなんなのかもよく分からなくなる。


 ……あれ? エリア移動したんだったらアウロンこっち来れなくない?



 ……まぁいっか!



『空間を広げたんだったら、こっちだってやれることが増えるよ———【みたされぬまま(アセンション)】』



—————————————————————

『アノマリー・アセンション!!!』

『【“︎⬛︎⬛︎⬛︎(Devourer)、淵月魔獣、神蘇の吸血鬼”アステリア】Lv.1420』

『“⬛︎⬛︎”⬛︎⬛︎⬛︎。』

—————————————————————



 前はラピスのスキルのおかげでかなり強くなれたが……今回は私の力だけ、そのせいでこの状態でもレベルが前より1300くらい低い。


 が、それでもこの形態が強いことには変わりない。私は身体を前に倒し、ムカデのような姿勢をとった。



「ま、前より気持ち悪い……うっ!?」

『そ、そんなに……?』


 えぇ? なんか変わったことあるかな……あ、前は種族にラピスの“黙示録の大天使”が追加されてる状態だったから……


 まさかアレでもマイルドになってたのか?



『鏡を見るのが怖くなってきたね……!』

『一言で表すなら“醜悪”と言ったところか』

『はいっ クズ確定 ぶっ殺します』


 人のことを化け物呼わばりとか……お前には良心ってものはないのか!?!? ルッキズム反対ッ!!!



『【アストラルドライブ】』


 ノクセスの右手に青白い光が収束し、その拳が私に向けられ———しまった、盾役(アウロン)がいない。どうしよう!


 なんとか……なんとかどうにか……助けて【Obsession Chronicle】!



『【ワープゲート】』

『ふんぬっ!』


 超インフレ系バトルアニメでよく聞くタイプの効果音が響き、白い空間がグラグラと悲鳴を上げる。そして、私の目の前に光が来る直前……発動した魔術が間に合った。



『なに……ぐぁっ!?』


 ノクセスの放つ光が円状のゲートに吸い込まれ、それらはもう一つの……ノクセスの真上に出現したゲートから放たれる。

 やっぱりこういう相手はカウンターだよね!



『【リアリティ・リライト】』


 光に呑まれたノクセスがそう呟く。


 一瞬の空白、その後周囲に無数のノクセスが出現する。分身は私の専売特許だろうがよーっ!



『『『『『『『【ミソロスクリエイター】』』』』』』』


 分身たちすべての手に灰色の剣が生成され、そして———



『『『『『『『【オリジンズ・フィナーレ】』』』』』』』


 7体のノクセスすべてが剣を掲げる。なんだか知らんが、嫌な予感———ここで仕留めないとまずい!!



『連携しよう』

「やりましょうか」


 背後に百の剣を創り出す。いつものやつだ。



「【Overclock】」


 確かこれは、指定したスキルのクールタイムを24時間短縮するスキル……その分制限はキツイが、有用なスキルなのは間違いない。

 あっちもこれで準備は整った、なら———今しかない。



『【天終】』「【Ultimate Brave】」


 私のモーヴ、2人の顔がカットイン———うわ私の顔キッッッモ!?!?!? なんだこの化け物!?!?



「『死ねぇぇぇぇぇぇぇっ!!!』」

『『『『『『『【カオスタイム】』』』』』』』


 時間軸が揺れるような感覚。何を言っているのか分からないだろうが、私にも分からない。とにかく何かが歪んだのを感じたのだ。


 視線を少し上に向けると———灰色の隕石。またパクリです、か……



 というか、なんか時間止まってない? いや、喋れそうな感覚はするけど……これどういう技術なんだ?

 あ、でも隔離空間ならそういう演出もやれるか?



『さぁ、決着をつけようアステリア。これが最後の一撃となるだろう』

『死ね!!!!!』

「死ね!!!!!」

『お前たち、もう少し何か語彙はないのか?』


 2人ともクソボスにイラついてるんだよ。なんやねんこの調整! シャマザリエとかよりよっぽど理不尽感強いわ!



『言い残すことがないのなら、これでお別れだ』


 灰色の隕石がさらに加速、私たちの目の前にまで迫り———止まっていた世界が動き出す。



 2人の連携攻撃、そして隕石が衝突し光が爆ぜる。



 光が消え去り、その場に立っていたのは———全員。おそらく相殺現象か何かが起きたのだろう。

 驚いたような挙動をノクセスが一瞬だけ見せるが、彼女はすぐに戦闘態勢に戻る。


 7体のノクセスが私たちへと飛び掛かろうとする。だが———私が自身の巨体を振り回して、それらすべてを弾き飛ばす。いや、正確には6体を弾き飛ばした。



 残りの1体、時が止まっている中で声を発していたマネキンは既に私の眼下に潜り込んでいて———




『チェックメイトだ』


アステリアはだいたい厄災ガノンみたいな態勢になってる


【ノクセス】

色々と今の段階では喋れないことが多いが、本来はアメリカサーバーの大敵枠。色々すっとばして戦ってる……というか必要アイテムを用意していないし人数も足りていないのが現状。アイテムを用意したら全プレイヤー参加イベントが起きます。

日本サーバーのストーリーはサーバー内で独立している魔王討伐の物語だが、アメリカのはこの世界の本筋に深く関わる。ちなみに魔王はノクセスの8割程度の強さ。





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