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Ep.103 レーザーの極み

Season 5開始!

元々考えてたのとかなり違う感じのタイトルになった

展開は変わってないですけどね

◇神蘇国エル・レイヴィア———アステリア




—————————————————————

『おみくじタイム!』

『何が出るかな?』

『結果は…………』


『大凶』

『特殊称号獲得:【大凶】』

『ログインボーナスが付与されます』

『アイテム獲得:【くじ引き券】』

『明日もログインしよう!』

—————————————————————



「ログイン早々なんなんだいったい……」


 まぁ大凶だっていうんなら、今日は普通に過ごそうかな……久々のオリジンズ・ウォーだし。


 ここ1週間はちびモン工場しかやってなかったから……



「おや、ユキちゃん。久々だね?」

「ん、やっほーヒバナ。そっちはどういう感じ? 私はずっとちびモン工場やってたんだけど」

「キミが全然石を集めてくれなかったからね……アタシが残りを集めちゃったよ。ほら」


 そう言いながら、彼女は左手のガントレットを私に見せつけてきた。

 その甲には赤、青、緑、オレンジ、白、紫……6つのオリジンストーンが嵌められている。



「残るはあと1つ。ラピスの情報によれば“魔王”が取り込んでいるらしいから……次のメインイベントまで、完成はお預けかな」


 しょんぼりとした顔のヒバナだが、その口元は少し口角が上がっている。あとちょっとってとこまで来れて嬉しいんだろう、多分。



「イベント前に取れたらいいんだけど、多分それは無理だろうね。夢島アカリの方針的に、こういうやつは完全にロック掛けてるだろうし」

「イベントエリアでの戦闘禁止とかしてたしねぇ……アルテルトも、あのイベントまで実体を見せてくれなかったし」


 とはいえ、それならイベントの時の準備を万全にするまでだ。

 アルテルト戦で感じたとある『仕様』についても検証しておきたい。


 これ次第で、私が次のイベントでどう動くかが劇的に変わるだろう。



「と、なると……またクランメンバーたちにお願いでもしておこうかな」

「あ、ミリピィちゃんも今ここに来てるよ。後でアタシから言っておこうか?」

「ならお願い。私はひとまず……いつものルーティーンでもやろうかな」


 というわけで現世のマップへ移動だ!


 私は軽い足取りでモノリスの元へと向かった。










◇ルクリスタ大山脈———アステリア




 ユニークモンスター狩りの時間だ!!!




—————————————————————

『アノマリー・エンカウント!』

『ユニークモンスター【“破滅の揺らぎ”ゴールガル・ワーム】Lv.72』

『討伐開始!』

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「ワンパンしよう———【天終】ッ!」



 空から降ってきた私が、背後に百本の剣を創造する。

 それらを一直線に並べ、眼下の蛇に向けて———射出。



 私は既に大量のバフを掛けている。まぁこんなレベル帯なら当然……



『ゴゴガァァァッ!?!?』


 百剣が巨大蛇を真上から一直線に貫き、その肉体がポリゴンとなって飛び散った。



—————————————————————

『討伐完了』

『ユニークモンスター【“破滅の揺らぎ”ゴールガル・ワーム】Lv.72』


《報酬》

・1,900,000 ゴル

・ユニークスキル【ガルド・ゴルド】

・称号【破滅の揺らぎ】

—————————————————————



「ほい、分解」


 スキル説明すら見ずに……いやごめん、嘘ついた。流石にちょっと確認してから分解。


 このゲームにおいて、100レベルに到達した後のプレイヤーが自身を強化する方法は絞られる。



 何個かはあるのだが、その中でも一番現実的で……かつ、効率的なのがこれ。ユニークモンスター狩りである。


 あんまり語ってなかったけど、私は暇な時ずっっっっとこれやってたからね。これでスキルポイント稼いでパッシブ強化をいっぱい取ってるってワケ。

 あとたまに、気になったカッコいいスキル。



 ちびモン工場でもスキルポイント稼げるんだけど、あれウィークリーとデイリーのミッションでしか貰えないからなぁ。

 無限に稼げるユニークモンスターがやっぱり最高ってことよ。


 サーバー間転移も解放されたし、人口少ないサーバー行って稼ぐってのもいいよね。



—————————————————————

ヒバナ:

出現報告


ヒバナ:

メージメ湿地

F8-54

最寄り:【メージメ湿地・イミッショの汚泥池のモノリス】


ヒバナ:

スマホで座標打つだけでおk

—————————————————————



「ん、と……んじゃあスマホ使ってみますか」



 ヒバナ謹製、魔力で動くスマホ……入っているアプリは【簡易チャット】【ドラゴンパズル】【犬パズル】【次元転移衛星レーザー】【ワールドマップ】【猫パズル】【兎パズル】【“G”福笑い】……チャットとレーザー以外有志が作ったアプリなのはまぁいいんだけどさ、パズル多くない? そんなにパズル好きか?


 ちなみに、前のイベントでヒバナがやってた魔導核ミサイル機能は彼女だけしか使えない。製作者特権ってやつ?



「ド派手にいくぜっ!」


 レーザーアプリを開き、ヒバナから送られてきた座標を設定。そしてパネルをタップさる。


 多分、今頃どこかで突然次元の裂け目からレーザーが放たれた。



 もう少ししたら……




—————————————————————

『討伐完了』

『ユニークモンスター【“天空の屍烏”ホワイト・バード】Lv.39』


《報酬》

・1,000,000 ゴル

・ユニークスキル【コンフュ・バデリデッド】

・称号【天空の屍烏】

—————————————————————



「ウ…ウソやろ こ…こんなことが こ…こんなことが許されていいのか」


 いや、このやり方はやっぱりもう一線超えてる気が……


 しかし現在、ヒバナはこの機能を私(とヒバナ自身)にだけ解放してくれている。まぁ独占できるんだったら文句とかないです。それが私という存在なのだ……



 ちなみに機能制限版はクソ高い値段でヒバナが売り捌いているぞ! わぁ!



「というかこれ本当にどういう仕組みで動いてるんだ……? そもそもなぜスマホで動かしてるのかもよく分かんないし……」


 転移系の魔法を再現って、それ結構消費リソース量高いはずなんだけどな……あ、いや違うのか?


 隔離空間にレーザー置いておいて、必要に応じてゲートを作る……確かにあっち起点ならコストは下がる、のか? いややっぱよく分からないわ。どうなってんだ。



「……ま、いっか。原理分からないで使ってる機械なんてよくある話だし」


 そういえばこのゲーム始める時にチップみたいなの埋め込んだけど、あれは本当にどういう仕組み……うっ!頭が!


このゲームのダメージとか攻撃による破壊とかは


普通にダメージ計算→挙動補正諸々→英雄補正でどの程度まで許すか決定


で大体決まる




Season 5開始ということで、この作品を応援してくれる人はぜひ☆☆☆☆☆を入れてくれると嬉しいです。

レビューとかも待ってます。

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