表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

86/153

86.ドワーフの国へ

【☆★おしらせ★☆】


あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。


最後まで読んでくださると嬉しいです。


 ゲータ・ニィガ国王が学校を建ててくれることになった。

 資金は全額、ゲータ・ニィガ持ちだそうだ。ありがたいことである。


 さて。

 場所はゲータ・ニィガとネログーマの国境付近の草原。


「よぉうし! やるぞぉ!」


 ガンコジーさんが張り切ってそういう。


「副王の学校だ! 世界一の剣術学校にせねばな!」


 ふがふが、とガンコジーさんが鼻息を荒くして言う。


「なんでこのじーさん張り切ってんの?」


 と古竜さん。


「ガンコジーさんが指揮を執ってくださるそうなんです」

「鍛治師なのに?」


 おう! とガンコジーさんがうなずく。


「わしは剣作りだけでなく、建築の知識と技術もあるのじゃ」

「へー、さすがドワーフ。物作りならなんでもござれってか」


 古竜が言うと、ガンコジーさんがうなずく。

「わしが指揮を執るだけじゃない。祖国から腕利きのドワーフ職人たちが来てくれることになったぞ!」

「それはとてもありがたいです」

 

 祖国というと、南西にあるドワーフの国、カイ・パゴスだろう。

 あそこの職人たちは皆腕利きだと聞く。


「凄腕職人たちを呼んでも大丈夫なのかよ? カイ・パゴスからここまでって結構遠いし。いろいろ金かかるんじゃないの?」


 古竜が至極もっともな発言をする。


「問題ない! 費用はゲータ・ニィガ持ちじゃからのぅ!」


 しかし……ふぅむ。だとしても、相当な金額になることは容易に想像できる。

 いくら出資してもらえるからといってもなぁ。


 ……ふむ。よし。


「古竜、出かけますよ」

「え? どこに?」

「カイ・パゴス」

「はぁ!? なんで!?」


 私は古竜に説明する。


「カイ・パゴスへ赴き、職人達を連れてきます。船で呼び出すとなると、輸送費がかかりますからね。ですが、私が言って彼らを転移させれば、一瞬です」


 こうすれば、ゲータ・ニィガに余計なお金を出させなくてすむ。


「なるほどのぅ。あいわかった。ではわしもついて行くぞ!」

「いいのですか、ガンコジーさん?」


「おうよ! 副王はカイ・パゴスに行ったことないんだろう? 案内してやるぞ!」

「それは助かります」


 あのぉ、と古竜が手を上げる。


「なんでおれが?」

「我々を運ぶ足になってほしいのです。古竜の翼なら、カイ・パゴスまでひとっ飛びでしょう?」


「いやまあそうなんだけど……。おれ、古竜なんですけど……なんでそんなぱしりみたいなまね……」


 ちゃきっ。


「喜んでぱしりさせてもらいまぁあああああああああああああす!」


 かくして、私はガンコジーさんと古竜とともに、カイ・パゴスへと向かうことになったのだった。


【★大切なお知らせ★】


新作

『虐げられてた片田舎の治癒師、自由気ままに生きる〜辺境の村で奴隷のようにこき使われてた私、助けた聖獣とともに村を出る。私が居なくなって大変お困りのようですが、知りません』


を投稿しました!


https://ncode.syosetu.com/n7876jj/

ご一読ください!




気に入っていただけましたら、

ブクマ追加や、ポイント評価などで応援していただけますと嬉しいです!


一つの作品の人気が出ると、すべての作品の作成モチベ向上に繋がります。


応援よろしくお願いいたします。


下のリンクからも飛べます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ