119.異世界の剣すげえ
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
雪原にて、異世界の剣士ミブロと相対してる。
ミブロは平正眼にかまえている。
「シッ……!」
ミブロが突きを放ってきた。
私は垂直にジャンプする。
「ふぇ……? なんでジャンプ? 大げさじゃ……?」
私の遙か背後に立っている古竜が……
ズドォン……!
「ほぎゃぁあああああああああああああああああああああ! なんか急に地面に穴が開いたぁ……!?」
古竜がぺたんとその場に尻餅をつく。
彼女の目の前に、巨大な穴が出現していた。
「なにこれぇ!?」
「ミブロの突き技ですよ」
「突きぃ!? 突きでこんな離れたところに、こんなでけえ穴が開くわけないじゃん!」
「ただの突き技なら……ね」
「どどどど、どういうこと!?」
「彼女は刹那の間に、三度、突きを放っていたんです」
「三度の突き!? 一発目だって見えてなかったのに、三度も突きを放ってたのかよぉ!?」
「ええ」
しかし、ふむ。
「見事な三段突きですね。天然理心流、でしたか」
「天然理心流……?」
「異世界の剣術ですよ」
かつて存在した、新撰組という組織で使われていた剣術だ。
実際に見たのは初めてだったが、なんという鋭い剣だ。
「い、異世界の剣術って、こんな離れた場所に大穴開けるような凄いものなのかよ……?」
「さぁ」
「いやさぁって……」
「実物を見たのはこれが初めてですので」
歴史小説や、アニメとかで見たことがあるが、実際の剣は初めて見た。
天然理心流の三段突きはかなり凄い、くらいの知識しか無いのだ。
「すげええ……異世界の剣術……すげえ……。こんな離れた場所に、こんな大穴開けちまうなんて……異世界の剣……こえええ……」
まあ実際の新撰組の剣が、どのような威力だったかはわからないけども。
しかしこの目で見た、ミブロの剣はすさまじい威力をしていた。
ミブロが新撰組とどういう関係だったのかは定かではない。が……。
ミブロが天然理心流を使っているのは、事実。うん……。
「新撰組って、凄かったんだなぁ」
まあアニメやマンガでは、突きで壁ぶち抜いてたり、ゼロ距離から硬い盾をぶち抜く一撃を放ったりしていたからな。
実際の新撰組の人たちも、今ミブロがやったくらいの、威力の剣を使っていたのかもしれないな。
【★大切なお知らせ】
好評につき、連載版をスタートしました!
タイトル変更してます!
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