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異世界活動報告書  作者: なみお
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入学式

今日は入学式である。これから下級学校に入学し、8年間この学校に在籍する事になる。長過ぎない?6•3•3に慣れてるせいだろうけど....8•2は極端だよ...まぁ、8年間頑張るしか無いか、義務だしねぇ....ってかこの世界でも校長の話って長いなぁ....いや日本だと別に校長長くなかった気がする....あんまり記憶が残ってないなぁ。

あ、校長の話が終わった。次は生徒会か、えっ!?金髪じゃん!やばいこの世界に来てから初めて黒、茶以外の髪の色みたかもしれない!

生徒会長めっちゃイケメンじゃん!あんなイケメンだったら引くて数多なんだろうなぁ、、あっ!目あったよ!今、目があったよ!!

あ...別のとこ見ちゃったよ!


「........はぁ」


虚無。


暇過ぎて勘違い乙女しそうになったよ。なんて益体のない妄想なんだ。はやく入学式終わんないかなぁ〜。お姉ちゃんは真剣に壇上の人の話を聞いてる。よくそんな真面目にいられるねぇ、ほんと良い子。


あっ、会長の話が終わった。この後は....これで入学式は終わりか。この後は教室に行って顔合わせとかするのかなぁ、めんど。校内に面白いものないかなぁー


-----

教室内


「はい皆さん静かにしてくださーい」


先生が騒ついている教室を静める。


「今日からみなさんは1年間、1-Bというグループの一員として生活してもらう事になります。なのでまずはお互いを知るところから始めましょう」


特に特徴の無い地味目なメガネか男の先生がやる事を発表した。


「まずは私から、私はみなさんの担任の物部大臣と書いてもののべおおみと言います。得意教科は歴史だけど、勉強の事だったらなんでも聞いてね」


物部とか珍しい名前してるなぁ...


「はい、じゃあ次。1番に自己紹介したい人はいますか?」


「はいはいはい!俺!俺が1番!」


元気な少年が勢いよく手をあげてる。コイツどっかで....?


「俺は中田えいずみ!この国1けまりが上手なんだ!」


昔、公園で蹴鞠をしている少年達を見た日の夜にお父さんに話を聞いたが、この国では蹴鞠が伝統的なスポーツでこれを上手にできる男の子は格好いいらしい。しらんけど。

ちなみに、サッカーの名前はまだ聞いたことがない、地球人の気配はあるからありそうなもんだけどなぁ。


「はい、栄角くん元気に挨拶できましたね。次は誰がするかな...?」


.........一瞬の沈黙


「あっ、はいじゃあ僕がします。」


メガネだ。きっとコイツは秀才君に違いないな、絶対辞書とか持ち歩いてるよ。


「僕の名前は元永健(もとながたける)です。特技は....まぁ、勉強...です。多分」


なんだなんだ歯切れが悪いな


「はい、じゃあ次は.....」


「はい、私がします」


なんと!マイシスターが手を挙げた!勇気あるなぁ


「私の名前は楠木雫です。趣味は妹と一緒に勉強したり色んな所に行く事です」


おぉ、感動。私、弟だけど妹だからなんて言っても必ず違和感があるだろうからあれだけど、妹って言ってくれるのは嬉しいねぇ。っていうかお姉ちゃんの趣味そんなのだったのか。まぁ、いい。お姉ちゃんが発表したなら次は私が発表せねば。


「はい、ありがとう。次....」


「はい!私の名前は楠木伊織です!さっき発表したお姉ちゃんの妹やってます。趣味は....お姉ちゃんと一緒にいることです!後観察をすることです。観察対象は森羅万象でーす」


「はい、個性的な自己紹介をありがとう。雫さんと伊織さんは.....姉妹なんだねー。じゃあ次の発表は....」


この後は誰も手をあげなかったので先生が指名する形で自己紹介が進んでいった。

あと、先生が私の性別を知ってるはずだけど姉妹って言ってくれたの嬉しかった。


----------


自己紹介タイムが終わった後は学校探検だそうだ。一年時で使う教室を回るそうだ。理科室とかあるかな?ワクワク。


「まず最初に今いるのが小校舎です。4年生になるまでこの校舎で過ごしてもらいますが、5,6年生になると隣にある中校舎に移動になります。7,8年生になると本校舎に移動することになりますね」


私はワクワクを抑え切れずに手を挙げた


「はい先生!理科室はないんですか?」


「理科室ですか?理科室は中校舎にありますよ。けど、5年生になるまで行っちゃダメですからね?」


「えっ!?小校舎に理科室ないんですか!?ってことは5年生になるまで理科はないって事ですか!?!?」


ショックだ。非常にショックだ。カルチャーショックだ。全然違うか。


「伊織さん。実験がないだけで理科はありますよ」


おっ、よかった。一安心。

なかったら自宅が改造される訳だが。

よかったねお父さん!


「男オンナがうっせーなぁー」


1番に自己紹介をした中田君がぼやく。

なんで知ってんの...?って、あっ、そうだコイツ公園で私のこと「男のくせに」って言ってきたやつか!おばさんの所に通うようになってからしばらくだから忘れてたや。


「え?すみません誰ですか?突然意味のわからないこと言わないでください。困ります」


「え?は?お前....えっ?」


知らないフリに困惑してるね。気味がいいな、コイツは揶揄いがいがある反応をしてくれる。


「はいそこ、私語は慎みましょう」


「はーい」


「え、あ.....えっ?」


中田君は脳内エラーから復活できてない模様。

ざまあみろ。


------


その後他の教室を回った後1-Bの教室に戻ってきた。


「この後は皆さん帰宅となりますが、質問等ある方はいますか?」


誰も反応はしない


「では、今日はこれで解散とします。明日は教科書を配るので手提げを持ってくるのを忘れないようにしてください。では皆さん、さようなら」


挨拶をしてこのまま解散らしい。時間的には1時前と早いが。まぁ、特に気を引くものは学校になかったし我が家へ帰ろう。そう思っていた私の所に眼鏡女子がやってきた。あれ?この子髪が青い....?青に近い黒か


「あ、あの、あ楠木さん」


「ん?何か用?えーっと、名前なんだっけ?」


やばい、自己紹介の時ずっと他のこと考えてたから姉以降の人の自己紹介聞いていなかった


「山田葵さんだよね、何か用?」


お姉ちゃんはしっかり覚えてた!流石!


「あ、あの。私、友達が欲しくて....あの、だから....」


「あー、そういうこと?よろしくね葵ちゃん!今から私達友達ね!伊織って呼んでね!」


きっとこの子はコミュニケーションが苦手なのだろう。こういう時は相手がリードしてあげるといいのだ。


「あ、あ、ありがとう!い、伊織ちゃん」


口角が上がって頬が上気したように赤くなっている。可愛い。


「私のことは雫ちゃんって呼んでね葵ちゃん」


「あ、し、雫ちゃんもよろしくね!」


うむ。早速友達が1人増えた。葵ちゃんの席は私の左後ろだ。把握した。

新たに近寄ってくる子は居なかった為、私達はこのまま帰ることに決めた。葵ちゃんは家から学校が近いらしい為、すぐお別れだ。


「あの、また...明日」


「じゃあね葵ちゃん。明日バッグ忘れちゃダメだよ?」


葵ちゃんと別れた私達は、家に帰るべく昼過ぎの道を歩いた。

飽きた

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