男女の性欲や恋愛観の差異はプロラクチンというホルモンの分泌量の差が大きいらしい
さて、男女の性欲や恋愛観の差異はプロラクチンというホルモンの通常時における分泌量の差が大きいらしいです。
たとえば初対面の異性に対して、大体このような割合で恋愛対象であるか否かを考えるらしいですね。
・女性=【20%:恋愛(性行為可能)対象】【50%:友人(性行為不可能)対象】【30%:接触対象外】
・非モテ男性=【70%:恋愛(性行為可能)対象】【10%:友人(性行為不可能)対象】【20%:接触対象外】
・もてる男性=【20%:本命対象】【50%:遊び対象】【30%:接触対象外】
こうなる理由は女性は常時プロラクチンというホルモンが男性の7倍ほど分泌されているからのようです。
そして男性の場合は射精後にドバっと分泌されて、急激に性欲を失ったりします。
さらに女性の場合は性欲に関係する男性ホルモンや女性ホルモンの分泌量が生理の周期によって増減しますので、女性は単に男を見ても欲情することはほぼないのですが、男は女性を見るとそれだけで欲情しやすいのですね。
この差異は男性の性欲は基本的に排出欲求であるのに対して、女性の性欲は摂取欲求だからと言えそうです。
プロラクチンはドーパミンが放出されると効果が抑制されるので、恋をするというのは何らかの状況がトリガーとなってドーパミンが放出され、それに伴ってフェニルエチアミンやノルアドレナリンも放出され、そうなるとなんでもないことでもドキドキしたりするようになるようです。
またオキシトシンは、愛と信頼のホルモンといわれ女性に多いホルモンです。
スキンシップや良好なコミュニケーションで分泌されますが、オーガズムや出産、授乳などで乳首が刺激されると多量に分泌され、さらにセロトニンの分泌も促すため、性行為をすると女性が男性に対して愛情があると認識してしまう原因でもあるようです。
そして男の場合はバソプレッシンというホルモンが分泌されて、パートナーを守ろうという気持ちを湧かせるのですが、プロラクチンの効果の方が上回ると性行為をしてしまうとかえって、相手に対する熱が冷めてしまうこともあるようで。
女性のハートを射止め、相手の女性から好かれる、恋愛状態にさせるには「自分が女性にとって不快な存在ではない」ことから「快をもたらす存在である」ことを証明する必要があるのですね。
で、多くのモテない男に共通しているのは、こういった地道で面倒ではあるが、相手と仲良くなるために決して欠かすことのできない過程を無視して無理に距離を詰めようとする傾向が強いことだったりします。
いきなり告白すれば振られるのは当然で、デートの誘い方もよほどうまくやらなければ悪い印象しか残さないわけです。
結局のところ男のモテ力というのは、相手の女性を快適な気持ちにさせる洞察&コミュニケーション能力にくわえ、面倒でもちゃんと距離を詰める段階を踏んでいき、そこで一切手抜きしない地道なマメさということにあるようです。