夏の思い出といえば?
≪SINさんの回答≫
夜店、です。
子供の頃は家族と行きましたが、高校の時にも近所の商店街の夜店に行っておりました。
ナチュラルなボッチなので1人で、と言いたい所ではありますが2人で、です。
ならば彼女と夜店デート、と言いたいのは山々ですが、残念な事にそうではありません。
高校生男子が2人、近所の商店街の夜店に出店者として、です!
夏休みに入ると夜店の準備が始まり、宿題どころではありません。
くじ引きのくじを1枚ずつ手作り、5等から1等までの商品を確保しに右往左往……。
懐かしい思い出です。
≪鈴木りんさんの回答≫
夏の思い出――
小学校3年か4年くらいのときだったと思いますが、夏休みの自由研究で「セミの種類による力比べ」というのをやりました。内容的には、セミの体に糸を巻き付け、その先にグラム単位で測っておいた粘土をくっつけて、セミがどのくらいの重さまで動かせるか、というもの。
そのとき、私が屋外で捕まえてきたのは、アブラゼミ、ニイニイゼミの2種類、各1匹でした。しょぼっ! 何せ夏休み最終日くらいの、ぎりぎりだったもので……
さて、まずはアブラゼミ。1gからのTRY!
ということで、アブラゼミに1gの粘土をつけて自宅の床においたところ、彼は1gの重さなどものともせず羽を広げて飛びあがり、開いていた台所の窓から、糸と粘土をぶら下げたまま何処かへ飛び去ってしまったのです。
「……」
時間もなく、やり直しをするやる気も湧きません。
結果、私の研究結果には、こう記載されたのです。
「アブラゼミ 計測不能」
あまりのショックだったせいか、ニイニイゼミがどれだけ運べたかなど、その後のことはよく覚えていません。
≪紫生サラさんの回答≫
唐突でいきなり突然なお話なのですが、わたくし、日焼けしたくないタイプなんです。
なので基本的に半袖は着ないのです。長袖を巻くっていることはあっても、袖のないものは着ない。そう、日焼けをしたくないからです。
何故か?
「ぐああああっ!? た、太陽の光がぁぁぁ! 溶ける、溶けてしまうぅぅ!」
炎天下に置かれたかき氷だったらそんな風に叫ぶことでしょう。残念なことに私は練乳のかかったイチゴ味かき氷ではないので溶けることはありません。
このことには学生時代の夏の想い出が関わっています。
実はこう見えて柔道部に所属していました。
柔道部と言っても、当時地区最弱クラスの部活です。みんな楽しくやっていました。
で、皆さん、柔道着って着たことありますか?
えっ? ああ、当然ありますよね。男も女も老いも若きも柔道着くらい着ますよね。
で、空手着を着たことは?
はいはい、当然ありますよね。男も女も老いも若きも空手着くらい着ますよね。
知ってのとおり、柔道着が厚く空手着は薄いわけです。
手触りも柔道着はザラザラしていて、着慣れないうちは擦れて痛いんですよね。
そう、それは夏休みも終盤にかかった頃のこと……(いきなり回想)
休み中家族で旅行に行った友達がこんがり日焼けをして練習に来たんです。
ちょうど、日に焼けた皮膚がぺリぺリと剥け始めるそんな頃、柔道着を来て寝技。畳の上で、ザラザラの柔道着を着て、上になったり、下になったり……
ええ、もうボロボロです。
泣けます。悲惨でした。
それを見てからというもの、柔道やっているかぎりは日焼けはしない、と心に決めました。それが習慣になり、今でも日焼けをしないようにしているのですが、夏の想い出がこれって、何だか少し寂しいな、と思ったりもします。