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職業勇者の魔王様(未完)  作者: アラウ
第一章 新生活
36/48

14話

 アラウと裕也の不毛な争いを眺めていると、ふと裕也が鑑定に引っ掛かった。


==============================

青木裕也 Lv3

種族:人間

属性:なし

スキル:なし

==============================


 マジか裕也。

 お前ほんとに何にもできない奴なのか・・・。

 守られてるとはいえ、よく今まで生きてたな。

 いや、あそこまで無い無い尽くしの裕也を守ってたアラウが強いのか。


 そうだ、アラウの種族なんなんだろ。

 あんだけ強ければ色々スキル持ってそうだよな。

 ちょっと見させてもらおうか。

 鑑定っとな。


==============================

アラウ=ジェッター Lv265

種族:星闇の一族

区分:夜の守護者、女神

属性:闇、光、風、水、大地、雷、炎


固有スキル:

『蘇生Lv31』『古代語理解LvMAX』『転移Lv89』『魔力充填Lv64』

『身代わりLv77』『蘇魂Lv85』


種族スキル:

『姿変えLv72』『魔槍生成Lv98』『魂喰らいLv5』『魔力生成Lv102』

『再生能力Lv108』『空間生成Lv53』


特殊スキル:

『防壁Lv47』『鑑定LvMax』『マッピングLvMax』『影足Lv99』

『キックLv103』『呼び水Lv41』『潜影LvMax』『空間移動Lv108』


能力スキル:

『周囲感知LvLv142』『忍耐力Lv63』『不屈の精神Lv97』『危険察知Lv185』

『集中Lv74』『聴力上昇Lv100』『視覚上昇Lv106』『瞬発力Lv177』

『打撃上昇Lv65』『ダッシュLv103』『思考Lv128』『腕力上昇Lv81』

『ジャンプLv75』『滑空Lv41』『飛行LvMax』『暗視LvMax』

『命中Lv117』『技巧飛行Lv189』『疾走LvMax』『魔力感知Lv96』

『憤怒Lv38』『観察眼Lv197』


通常スキル:

『警戒心LvMax』『好奇心Lv21』『パルクールLv51』『採取Lv37』

『食欲Lv13』『口笛Lv9』『指笛LvMax』『調合Lv3』『錬金Lv5』

『創造Lv2』『狡猾Lv47』『創意工夫Lv104』『交渉Lv31』

『非情Lv98』『灯火LvMax』『猛毒Lv78』『石化Lv23』

『邪眼Lv43』『治癒Lv87』『歌声Lv38』『念話Lv99』

『鑑定妨害Lv108』


耐性スキル:

『苦痛耐性Lv203』『即死耐性Lv97』『光耐性Lv102』『炎耐性Lv98』

『毒耐性Lv145』『雷耐性Lv88』『風耐性Lv91』『闇耐性Lv――』

『睡眠耐性Lv74』『暗示耐性Lv100』『裏切り耐性Lv48』『孤独耐性LvMax』


称号:

『禁忌Lv4』『狩人Lv69』『魔族の王Lv45』『闇の王LvMax』

『探求者Lv37』『蘇りし者Lv4』『女神に愛されし種族Lv――』『一族の王Lv――』

『復讐者Lv97』『歌姫Lv8』『守護者Lv52』『戦女神Lv――』

==============================


 いてぇぇぇ!?

 頭割れる・・・って、あれ、痛くねぇ。


「レベル差が大きい相手を鑑定しないほうが良い。最悪魔力切れで数日は目を覚まさない。」


 あっはい、忠告ありがとうございます。

 っていうか・・・。


「め、女神?」


 区分に女神って書いてあるんだけどこの人。


「ああ・・・一族の王になると大体手に入る。別段驚くようなことでもない。」

「いやいや、アラウ、俺今始めて聞いたんだけど。」

「お前が知っている必要なんてないだろう。」

「でもさ、」

「それにお前が捕まった時、何も知らない方が無事でいられるだろう。知らなければ時間が稼げる。」


 顔を顰めてそう言ったアラウを微妙な顔で裕也が眺めている。

 前に捕まったことあるのか。


 しかしそれにしても、レベルが色々やばいよな。

 3桁とか最大とかいっぱいあるし。

 ていうかさ、苦痛耐性がLv200越えってどういうことだよ。

 この子今まで一体どんな生活送ってきたんだ。

 叡智さん、スキルの上限って最大いくつ?


【―――通常の最大上限はLv100です。一部の種族はレベル上限を引き上げることができます。】


 なるほどね。

 だからあんなに突出してたのか。

 ・・・孤独耐性が最大値。

 この子、ほんとに何があったんだ。


「なぁ裕也。」

「え?なになに?」


 アラウに質問を浴びせていた裕也を引き離す。

 若干疲れた顔をしたアラウと、ちょっと怒った顔の裕也が俺を見る。

 そんなにガン見すんなよ怖いだろ。


「目的ないなら俺っち泊まっていくか?ただの寝床だけど。」


 頭上を指差してそういうと裕也が凄い勢いで首を縦に振った。


「あのふかふかそうなとこだろ!?俺、ここに来てからふかふかなとこで寝たことねぇんだよ!」

「俺も寝るけどいいか?」

「贅沢はいわねぇよ、端っこでいいさ。いいよなアラウ。」

「・・・。」


 ふっと僅かにため息をついたが、ちゃんと頷いてくれた。

 よかったよかった。

 これで二人から色々話が聞けそうだな。




桁が大きいのは、ステータスの基準が人間だからです。

女神に世界の管理を任されている"彼ら"基準では、まだまだ弱いほうなのです。

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