子供の喜ぶ美術館、博物館〜知る、体感する喜び
子供を連れて美術館、博物館とか無理だろうかと尋ねられる事があります。
子供は美術館、博物館楽しんでくれますよ。子供は美術館、博物館で自身の目で耳で身体で『自由に』体験し、体感します。
先ずは美術館、今の美術館、美術展は子供向けに「体感出来る」物が増えています。美術館のホームページ等々でも様々な企画がされています。若手アーティストさんや学芸員さんと一緒に作品を作る、作品に触れる、家に飾る「作る」喜びを知った子供達は次に様々な作る事への関心を広げるでしょう。
次に博物館、今は音声ガイドがたくさんあります(これは美術館も)声優さん達が担当されている事も多く、博物館ホームページに載っています。声優さんを調べるときっと子供達の好きなゲームやアニメのキャラクターの担当をされていると思います。その方が「自分のために解説してくれている」と思うとかなり嬉しい様です。実際、博物館で声優さん達のガイドを聞いている子供達がいましたが真剣に聞いていました。スタンプラリーや子供用のガイド、また解説文も子供用の物がある場合もあります。
博物館は特徴がそれぞれあり、歴史、恐竜、科学、鉄道云々子供さんの好きなのに行かれるのもおすすめですし、大きな博物館の特別展等々に行かれるのもおすすめです。
科学では様々な実験を見学体験できたり、産業では企業のブースで身近なものが出来上がる仕組みが分かったり実際何かしら作ることもできます。解説に付く方も専門家なので後ろで聞いていても面白いですよ。
気になったら美術館、博物館身近なところや気になる特別展等調べてみてくださいね。各美術館、博物館のホームページも凝っていて楽しいです。
帰宅してから展示の趣旨から外れていても良いので、思った事を聞いてください。「つまらない」もまた面白い感想。きっと別の場所に興味の向く先があるのですよ。アプローチのしがいがあります。大人の方は子供の反応が「自分の想像と違った場合」でも怒ったり、凹んだりしないでくださいね。貴方が連れて行って体験した事は今は「期待」と違ってもきっといつかこの先で芽吹きます。「知識」「経験」「体感」した事は決して無駄にはなりません。
特別展に行かれる方は入場まで外で待つ場合がありますので、夏場は日焼け、熱中症対策なさってください。御家族で楽しい1日を。