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空中商店街の奇跡  作者: クロクマせんぱい
3/26

第3話:「未来人の警告と予言」

面白いのかな?


自分ではわからなくなってきたかも。。


よろしくお願いいたします。

江戸時代の法律で合法化!?



「よし! これでワイらの 空中商店街は合法 や!」


松本太一は お奉行様の巻物 を握りしめ、得意げに笑っていた。


「待て待て、ほんまに信じてええんか? こんな江戸時代の法律が現代で通用するわけ――」


喫茶店「リーガル・カフェ」の 河合さちえ が半ば呆れた顔で言う。


しかし、幽霊役人 お奉行様 は ドヤ顔 で腕を組んでいた。


「拙者の法解釈によれば、この『空中建築自由令』は 今も有効 じゃ!」

「そんなんアリかいな……」

「細かいことは気にするでない!」


お奉行様は 大げさに扇子を広げ た。


「大切なのは、人々の夢と商売繁盛じゃ!」

「おぉぉ! それや! 商売繁盛こそがすべてや!」


松本は大いに賛同するが、周囲の商店街の店主たちは 「こいつら大丈夫か?」 という目で見ていた。


だが――。


その時だった。



突如現れた未来人


「ふむ……なるほど。この時代では、まだこんなやり方をしているのか。」


突然、聞き慣れない声が響いた。


「誰や!?」


松本が びくっと振り返る と、そこには サングラスをかけた男 が立っていた。


「お前、どっから湧いてきたんや!」

「フッ……」


男は サングラスを外し、鋭い眼光で松本を見つめた。


「俺は 清水元太郎。未来から来た者だ。」

「……は?」


商店街の人々が 一斉に沈黙 した。


「未来……?」

「そうだ。この空中商店街は、未来では大阪のランドマークとなり、世界的観光名所になっている。」


松本は 目を輝かせた。


「おおぉぉ!? そうなんか!?」

「そうだ。未来では『松本通り』と呼ばれ、1日数万人が訪れる観光スポットとなっている。」

「ワイの名前が!? すごいやん!」

「……というか、未来人ってマジか?」


商店街の人々は 完全に困惑 していた。

しかし、清水元太郎は ポケットから怪しげな機械を取り出した。


「これが証拠だ。」


ピピピッ!


機械が作動し、ホログラムのような映像が浮かび上がる。

そこには――。

未来の大阪。巨大な空中商店街がそびえ立っていた。


「おおおおおおおおお!!!」


松本は 目を丸くして興奮する。


「未来や! 未来のワイらの商店街や!!」

「本当に未来人なのか……?」


さちえは 疑いの目 で清水を見ていた。


「いや、これは何かのトリックかも――」


しかし、松本は すでに完全に信じていた。


「ワイらの商店街が未来では大成功しとるんや! これはもう、やるしかないやろ!」

「おい、ちょっと待て!」


藤田親方が止めようとするが、松本は 完全にノリノリ だった。



未来人の警告


「……だが、一つだけ警告しておこう。」


清水元太郎が 真剣な表情 になった。


「未来では、この空中商店街の存在が 世界の秩序を変えるほどの影響を持つ。」

「えぇ!? そんなん凄すぎるやろ!」

「しかし、それが逆に危険を招くことになる……。」


清水は 鋭い目つきで言った。


「君たちの計画が 政府や財閥にとって都合の悪いものになりかねない。」

「ほな、ワイらは……未来の敵になるんか?」

「そうだ。だからこそ、お前たちは 戦わなければならない。」

「戦う? 誰とや?」


清水は 商店街の周りを見渡した。


「……すでに、怪しい動きをする者たちがいる。」

「な、なんやて……!?」



商店街の影に潜む者


その時だった。


「おい、松本! また変なこと企んどるんやろ!」


突然、役所の役人が 数名の警察官を連れて商店街にやってきた。


「この商店街で 違法建築の通報があったぞ!」

「げぇっ!? もうバレたんか!?」

「松本、お前ほんまに何やっとんねん!!」


藤田親方が 顔を真っ青 にする。


「フッ……やはり動き出したか。」


清水元太郎が 腕を組み、遠くを見つめる。


「お前ら、ここからが本当の戦いだぞ。」


松本は ニヤリと笑った。


「……おもろいやんけ。」


こうして、松本たちの 「空中商店街 vs 役所」 の戦いが幕を開けた――!!


次回予告:「妖怪大工組合の怪しい仕事」

違法建築の通報により、役所が本格的に動き始める!

しかし、そこに 「妖怪大工組合」 という 新たな協力者 が現れる!?


「おぬしらの仕事、面白そうじゃのぉ……」


次回、松本たちは新たな仲間と共に、さらなる奇想天外な方法で空中商店街を拡張する!?


「空中商店街の奇跡」、次回もお楽しみに!


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