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【完結】少し遅れた異世界転移 ~死者蘇生された俺は災厄の魔女と共に生きていく~  作者: 赤木さなぎ
第二章 旅の物語

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龍の峡谷①

 旅の道中。一つ、面白い話を聞いた。


 いつものようにヒッチハイクの要領で、今日は商会の荷馬車に乗せてもらい、次の街までの道中の事だ。


「そうだ、お二人さん。龍に会った事は有るかい?」


 煌びやかな装飾品と、整った装束。

いかにも儲かっていますという風体の行商のおじさん。

彼がこの商会の会長だ。


 道中の暇な時間を潰すための雑談の流れで、会長の自慢話の一つとしてそんな話が飛び出してきた。


「おじさん、龍って、絵本に出てくるあの龍ですか?」


 エルがおじさん――商会の会長から出てきた唐突な“龍”という言葉に反応した。


 龍、ドラゴン。

 創作の物語に出てくる空想上の生物。

 二枚の翼で空を飛び、口から火を噴く、大きなトカゲ。


「絵本? ――ああ、『勇者アルの冒険』かい? そうさ、その龍だよ」


 エルの発した絵本と言う単語に対して、会長はすぐにそのタイトルを挙げた。


 『勇者アルの冒険』――勇者アルと魔女エルの二人が魔王を討つ為に冒険をする物語。

 俺たちの旅の理由であり、俺たち二人が名前を貰った、特別な意味を持つ物語だ。


 確かその物語の中で、勇者と魔女の二人が特別な龍に会いに行く話が有った。

 確か、その場所は――、


「“龍の峡谷”――なんでも、そこには真実の目を持つ龍が住んでるって話さ」

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