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ユリ 告白
汗を流して服を着て浴室から出ると、ユリが立っていた
あの…先輩ありがとうございました!
よかよ!チビちゃん達の相手は慣れとるから!
いきなりですが先輩!私と付き合って下さい!
おっ俺?ちょっと待って!俺モテんし、タバコは吸うし
それにバイトばっかりしよるし、休みは野球ばっか観に行くししかも告白された事ないけパニックなんやけど笑
先輩私本気です!先輩がタイプなんです!それに妹達も懐いてるし、バイト中の先輩を何回かみて好きになっちゃって、しかも先輩の優しい人柄も分かりましたし。
ちょっと待ってマヂ?バイトって言ったってオーライオーライ言いながらガソリン入れて窓拭きよるだけやし、
先輩私の事嫌いですか?……
そんなわけないよユリちゃん可愛いし、俺も凄くタイプやし、だからこそ俺なんかには勿体ないと思って。
先輩好きです!そう言いながらユリちゃんは俺に抱きついて来た。
抱きしめて俺は言った。
ユリちゃん、いやユリ俺も好きだ。
そしてアゴに指を二本乗せて上を向かせてそのままキスをした。長いキスを。
そして気付くとルナちゃんやルイに思いっきり見られた。