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最終電車が通りすぎた後の無人駅。  作者: 若鷹トラッカー
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クラスメイト2

焼肉を食べていとこのウチに泊まった。いとこ達と瑞稀と瑞穂とみんなで川の字になって寝た。


それから2日後梅雨の時期で朝から大雨が降っていた。


夕方叔父さんと電話で現場のある地域は夜雨が強くなる事を聞いた。


将雨がひどいからキャンセルしても良かぞ?


いや。行くよ。遅れる可能性がある事だけ了解とって?


分かった。もし雨で道路が浸かって車が流されそうな時は迷わず逃げろ。

それともし高速で先に行けそうに無い時は連絡するから手前のパーキングで寝てろ。


分かった。じゃあ行ってきます。


頼むぞ。くれぐれも無理するなよ。


あーーい!


そう言って出てから直ぐに瑞稀に電話かけた。


もしもし?瑞稀?今日は帰って来れるか分からないし、危ないから連れて行けない。ごめんな。


えっ……やだ。


ん?なんで?


あぶなくても将くんと居たいよ。


ダメだよ。なんかあってからじゃ遅いから。


それでも瑞稀は引き下がらなかった。終いには号泣されたから連れて行く事にした。着替えを持って。


瑞稀の家の前まで行くと玄関から瑞稀が走ってきた。


とりあえず瑞稀を乗せて近くのコンビニに寄ったら山田がいた。


山田?どしたん?


矢沢…ばあちゃんが倒れて危ないらしいから○県に行きたいんやけど電車があっちの方まで行ってないんよ。


親は先に行ってんの?


うん。


○県だよな?


うん。


俺に命預けれるか?


うん?


預けれるなら乗りな。


どれに?


あそこの大型トラックだ。


マヂ?


マヂもマヂだ。瑞稀も居るけど良いな?


すまん助かる。ついでにあっこも連れて行っていいか?


一応命預けれるならな。


分かった。10分で呼ぶ。


その間に飲み物と食べ物をまとめ買いしてトラックに運んだ。

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