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最終電車が通りすぎた後の無人駅。  作者: 若鷹トラッカー
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打ち明け話

お待たせ。


お疲れさん。帰ろうか…


うん…


瑞稀と晴美と3人で帰って途中で晴美と別れ2人きりになった。瑞稀に話しかけた。


すまんな。俺部活の事でアイツに借りがあるから断れなかった。とりあえず1か月よろしくな。


ううん。晴美の言ってる事も理解は出来るから。こっちこそよろしく。


意外と素直なんだな。


えっ?どういう意味?


そのままの意味さ。片野に限らず女子は大半の主語が無理とかキモいとかありえんとかが主語と思った。


分からなくもないね。私もよく使うから。


そっか…聞きたい事は聞いてくれて構わない。


矢沢さ、なんで学校でいつも寝てるの?


俺さ、親戚の手伝いでトラック夜運転してるのよ。

あっこれ内緒ね。で朝方帰るからそのままシャワー浴びて学校に行くわけ。でまた夜走るから寝てるの。


マジか。色々突っ込みたいけど無しだよね?


すまんそうしてくれると助かる。


ちなみに今日はどこ行くの?


鹿児島。


遠いね。


あぁ。今度の休み着いてくるか?


いいの?


親戚に話しとく。


すると遠くから子供の声が聞こえた。


おねぇちゃん!おかえりなさい!


瑞穂ただいま!お母さんただいま。


ただいまってまだ家じゃないでしょう!


あら?どーも!中学生だったの?


どーも昨日ぶりです!


えっ?お母さん知ってるの?


えぇ!いつもタバコとコーヒーとパンをお店で買っていく人だから覚えてるの!トラックで来てなかった?


瑞稀とおんなじ話をした。びっくりはされたが親戚の手伝いと話すとなんとか納得してくれた。


いつもお世話になってます。矢沢将です。今日から瑞稀さんと付き合う事になりました。今後ともよろしくお願いいたします。





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