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最終電車が通りすぎた後の無人駅。  作者: 若鷹トラッカー
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父親対面

そして俺はスーツに着替えユリの家に行くと父親がちょうど酒を飲む直前であった。


お初にお目にかかります。ユリさんとお付き合いさせていただいております矢沢 将と申します。歳は16です。

いきなりの訪問失礼します。


初めまして、ユリの父親の塩山 健二と申します。


ユリさんからお話しを伺ってお父さんの力になりたく参上しました。少しお時間をよろしいでしょうか?


はい。


いきなりですがお伺いします。お父さんは免許をお持ちですか?


はい。


トラックに乗って見る気はないですか?


私が持っているのは普通免許なので2tぐらいまでしか運転出来ません。


その点は大丈夫です。会社で1ヶ月指導して一発で取得して頂ければ大丈夫です。


あなた何者です?


私は普段は高校生なのですが実家の家業を引き継いで営んでおります。一応これでも経営者です。


お父さんが立ち直る約束をして頂ければ直ぐに入社して貰います。


私を雇用して頂けるのですか?


それはお父さんの回答次第とさせて頂きます。


まず立ち直る事は出来ますか。


はい。


そしてお酒は辞めれますか?


はい。


今までの事を奥様と娘さんに謝罪を出来ますか?


はい。


分かりました電話を失礼します。


あっ専務?明日から1人入社して貰うから。

大型持たんけどいつも通り指導して一発でいかせるから。よろしく。


お父さんこの家に愛着はありますか?


無いです。安いボロアパートですから。


あと専務寮の4LDKひとつ入居準備して、週末引越し部隊回して!お願いね〜じゃあ!


ということでよろしいですね!

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