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ヘンダーソンスケール 2.0 Ver1.4

 あまりにも広いが故に、訪れた者に虚無感を抱かせる空間があった。


 石造りのそこは、帝都の地下に建造された大雨を一時的に受け止める貯水空間に似ているが、ここには特徴的な柱が一本もない。


 そして、薄暗く湿気った地下とは対照的に湿度が調整され、空間自体が暗視を持たない種族でも気にならない明るさに設定されている。


 「で……お母様、念の為本当に聞いておきますけど……耄碌なさった訳ではないですよね?」


 この場所はスタール伯爵家の地下。アグリッピナ・フォン・スタール伯爵夫人の個人的な実験室だ。大量の破壊や外に漏れると危険な術式の試験に際し、一々魔導院に許可を取って大深度の実験室を予約するのが面倒臭くなった外道は、金に飽かして何をしても咎められない場所の制作に踏み切っていた。


 彼女の道楽の実用性を示すため、数多の剣呑なる術式を受け止めてきた空間は、とてもではないが高貴なる母子五人が対面するには不釣り合いな場所であった。


 母親に向かって臆さず放言を向けたのは、ひたすらに黒さが際立つ次女。


 長く烏の濡れ羽色をした髪も艶やかに、それを引き立てる紫黒の長衣を纏った姿は影が二つ足を生やして歩いているかの如くある。


 「親に向かって酷い物言いね」


 「……仮にも魔導院の現役教授を三人と研究員を一人。それを相手に論壇を退いて久しい〝老いぼれ(ロートル)〟が纏めて掛かって来いなんて言えば、脳の劣化を心配するのは当然では?」


 極夜派(偏屈な魔法嫌いの巣)にて小規模な閥を主催し、退廃的で気怠げな雰囲気で貴族の次男や三男をしこたまたらし込んでいる〝墨染め姫〟との異名を持つ次女は、冷静を装おうとして見事に失敗していた。


 組んだ腕の右、人差し指が短い拍動で二の腕を叩いているのは苛立ちの証明だ。昔からどれだけ指摘されても直らない癖が出ていることに彼女は気付いているのだろうか。


 「まー、確かにちょっとイラッとはくるよねー」


 微妙に間延びした声で同意したのは、一歩前に出ている妹の後ろに立つ長女だった。


 彼女も現役の魔導院教授であり、現在では〝最強の戦闘魔導師〟の誉れを欲しいが儘にしている怪物であった。〝灰の捲き手〟や〝硝子の砂〟といった物騒極まる異名を無数に囁かれる払暁派の長女も、母親の言葉をあまり良くは受け取っていなかったらしい。


 無理もない。零れ落ちそうな程に大きな紺碧の瞳や、社交界の乙女達が手巾(ハンカチ)を噛み破って羨む黄金の髪など、父親と母親から良い所だけを受け取ったかのような淑女のナリをしているものの、武辺者に近しい戦闘魔導師相応の気位を持っているのだから。


 「……まぁ、老人虐めるだけで面倒な園遊会に参加せずに済むなら割が良いどころの話じゃないけれど」


 やはり内心愉快ではないという様子で言葉を吐き捨てたのは、少し離れた所に立っている三女だった。小柄な体躯が一部の生命礼賛主義者(ロリコン)に大人気ながら、数多の婚姻話を物理的に破談にさせてきたことで〝凍った黄金〟との異名を受ける問題児も、現役を退いて久しい母親からの挑発を受け止めきれていない。


 まぁ、半ば殺気混じりの視線を受け止めても暢気に煙草を燻らせているアグリッピナの挑発が、それだけ三人の矜恃を擽るに足りたというだけの話だ。


 しかも、近年では体面も何もかもかなぐり捨てて、スタール伯爵家と姻戚関係になりたがっていて仕方がない某侯爵家主催の園遊会に無理矢理参加させようというのだ。面白く、快く受け入れられる道理がなかった。


 帝国貴族、いや人間なら意志は力で押し通せと左団扇の母親から言われ、力で鎬を削っている者達がカチンと来ぬ筈もなし。家族間でさえやんわりと争いを避けるようなら、誰も教授などという頂の一つに登れてはいまい。


 「姉上方、流石に母上相手に放言が過ぎませんか?」


 一方、血気を留めるつもりもなく体内で膨大な魔力を循環させはじめた姉達と比べて、末の長男は冷静であった。


 父親の後継として早くも多方面から――それだけ姉達が自由人過ぎたのだが――実力を見込まれている彼は、未成年なのもあるが、あの母親が勝算もなしに賭けを持ちかけてくるとは思えなかったのだ。


 何せ、彼は父親との死別が最も早かった子であるが故、父の庇護も薄かった。遺言を聞いて彼に遺漏なく〝教育〟を施した母親の悪辣さは、夫の次に深く理解している自信があった。


 「黙っていなさい」


 「その母上が言い出したことよー?」


 「そうね。言葉の責任は取れ、と教えたのは誰だったか思い出させてあげないと」


 残念ながら、弟の懸念は姉達に通じなかった。彼女達は専ら父が養育し、早い内から魔導院に通い始めたから母親との交流が薄いのだ。少なくとも、あの股ぐらから取り出されたことを思えばぞっとすることを禁じられない弟からすると、現役でなくなったくらいで侮るのは愚かとさえ言える。


 「ああ……うだうだと能書きを垂れていないで掛かって来なさいな、小娘共」


 何処までも関心が薄そうに、何より面倒臭そうに煙草の煙を吐き出す伯爵夫人。平服にしか見えない気軽な姿で、杖の一本も持たない姿はか弱い華のように。


 されど、一房垂れた前髪を鬱陶しそうに掻き上げる指の合間より覗く金銀妖眼(ヘテロクロミア)には、現役の教授でさえ恐怖を抱かずにいられない鋭さが鈍ることなく宿っている。


 「それとも、父上に泣き付いて、またおしめでもしてもらう? 今日なら漏らしても後始末まで全部してくれるでしょうね」


 酒場の酔漢でもブチ切れそうな挑発に空間が爆ぜた。


 文字通りの意味でだ。


 殆ど一瞬、そして無動作で術式が三発、一切の遠慮なしに母親へと叩き込まれる。


 初撃、最も早く空間を〝灼いた〟のは、戦闘魔導師の面目を保たんとばかりに素早く動いた長女の術式だった。


 科学に親しい者、この大地に存在しない別の次元の人間であれば、彼女の術式を〝熱核融合(ティルトウェイト)〟の炎だと理解しただろう。


 〈転変〉の術式で大気中の水素を結合させ、生み出した双子(デューテリウム)三つ子(トリチウム)を妻合わせることで膨大な熱を生む魔法が精緻な制御の下で術者が望む極小範囲のみを塗りつぶす。範囲外の対象や術者の髪の毛一房すら揺らすことのない純粋な暴力。


 第二撃を放ったのは三女だ。造成魔導師である彼女は直接攻撃手段には乏しいものの、物を作り出すという点においては誰よりも秀でている。


 打ち込まれたのは一発の〝砲弾〟。懐に仕込んである小さな大砲の玩具(ミニチュア)を一瞬で実物大まで拡充し、装填してあった砲撃を叩き込んだのだ。


 ただの砲弾ではない。ドングリのような形の高速回転しながら飛翔する砲弾には、巨大さに任せて恐ろしく細かな術式陣が彫金されており、触れた物を現象、概念問わず問答無用で〝対消滅〟させる滅びの呪いを込めてあった。


 大気や風に影響されて弾道がヨレるなら、相手を砕くついでに全部かき消しちゃえばいいじゃない、という合理的と呼ぶべきか狂気的と形容するか悩ましい発想によって生み出された忌み子は、音よりも早く対象へ死を運ぶ。


 最後に爆ぜたのは、少し複雑な術式を扱う次女の魔法だった。


 打ち込んだのは無形の〝呪詛〟。詩編に託した願いを予め紙に刻み、起動に際して破るという発動鍵は有り触れているが、込められている魔法の悪辣さは姉妹に勝るとも劣らない。


 即ち自己否定。この世に存在している生物ならば、必ず内包する魔力に働きかけ、魔力の存在自体を否認することで存在をかき消す極上の呪いであった。


 魔導技術を嫌い、徹底的に取り除くことに腐心する極夜派ならではの発想は、回避や防御といった当たり前のことさえ許さない。


 この世に存在する前提を否定することによって、世界自身に対象を拒絶させるのだ。世界から拒まれた物が形を結ぶことがどうして適おうか。


 尋常な価値観を持っていれば、不倶戴天の敵であってもぶち込むのを逡巡するような術式の勢揃いであり、三人それぞれの見せ札であり切り札でもあったが、彼女達に統一された言い分はこうだ。


 ここまで煽ったんだから殺される方が悪い。


 実際、彼女等はそれぞれに親に似ていたが、娘達は全員中身が母親寄りだ。


 皆、聳えるように高い矜恃と自尊心を持ち、ナメられるのを容れることができない。


 嫌われるのも無視されるのも平気だが、軽く見られることだけは我慢ならないという面倒な生物を生み出した存在。


 さて、そんな厄介な女が……論壇から退いただけで腕を錆び付かせるであろうか。


 答えは否だ。


 「姉上っ!!」


 「っ!?」


 ばぎん、と空間が拉げるような音が響いた。


 剣戟の交錯音だ。


 音源は攻撃の残心を取り、次撃に魔力を通そうとしていた長女の背。


 そこで長男と母親が剣を交えていた。


 「あら、もうその領域に至っていたの」


 「こっ……この剣筋……父上の!?」


 「ええ、その通り」


 「ごふっ!?」


 まるで、さも当然、この世の摂理は斯くあらんとばかりの自然さでアグリッピナは全ての魔法を躱していた。


 そして、斬撃を返礼として放とうとしていた母を止めた末子の剣を容易くいなし、がら空きになった胴体へ靴の高い踵を叩き込んで吹き飛ばす。


 何も彼女が急に健康志向に目覚め、体を動かすために剣術を修めたのではない。


 いや、母親の薫陶を受けて空間を踏み越えることを覚え、父の業に憧れて魔法に剣を込めることで世界を騙くらかす助けとした末弟の腕前は、その程度の付け焼き刃で何とかなる物ではないのだ。


 精神魔法。魂に深く感応する術式を用い、連れ合いが魂魄にまで刻んだ〝体術〟を己が身にに写し取っていた。


 そして、自分が研鑽の末に至った〝因果地平にまで届く目〟を用い、普通ならば斬ることのできないものを、そこら辺に飾ってあった適当な剣でぶった切っただけのこと。


 確かに全ての魔法は発動した。


 しかし、秘められた因果、引き起こされる現象に必ず付随するであろう、何が起こるかという結果が破却されたらどうなるか。


 どのような魔法であれ、当たる確率の全てを斬り刻まれれば影響を及ぼすことはできないのだ。


 全ての目が六の目(確定クリティカル)になったサイコロを転がすような詐術(ペテン)。アグリッピナ一人では不可能な現象も、彼女とは違う方向性で高みに至った伴侶の力を借用することで可能となる。


 死霊となった金髪に言わせれば、最初から二人で示し合わせたコンボビルドみたいなものであろう。今放たれたそれは、好き勝手やって来た二人の成長が奇跡的な噛み合い方を見せただけであるが。


 「親として先制させてあげたのに……思ったより大したことないわね。本当に私とあの人の子なのかしら」


 「くっ……!?」


 「苦し紛れの反撃じゃあね」


 因果の彼方を見るに至った――しかし、まだ彼女の理想には遠いが――瞳と、途中で研鑽を諦めながらも〝概念の階〟に指を掛けた剣が合わされば、全ては予定調和の即興劇に等しい。


 戦闘魔導師として素手であっても達人を殴り倒す長女の拳が、剣の腹に叩かれて虚空を薙ぐ。僅かに遅れて太陽の表面温度を上回り、障壁も装甲も溶かす熱が吹き荒れたが、母親の銀色の髪を一本散らすことも適わない。


 権威の象徴としてではなく、実用品として愛剣を長年佩いていた父親の力が如何程か、可愛がられていた娘達は初めて我が身を以て味わうこととなった。


 「きゃっ!?」


 床を隆起させて母を捕らえようとした三女は、息の如く扱われる〈空間遷移〉にて死角に跳ばれ、多数の積層防壁を薄紙の如く破られて地面に転がされた。


 その姉妹諸共吹き飛んでも構わないと、個人の魔力波長を標に跳び、術式を霧散させるのではなく暴発させる呪詛を放った次女もまた、剣によって真正面から術式を叩き斬られるとどうしようもない。


 極夜派は魔導の否定にこそ優れるが、脳味噌の中身を筋肉にしたゴリラに殴りかかられると弱いのだ。


 それは、何千人もが協力してやっとの建物を数夜にして完成される造成魔導師も同様だった。


 下の妹達は皆、魔導師としてまだ常識的な領域にあるため、魔法に対応された上で肉薄されると何もできない普通の非定命に過ぎなかったから。


 ばちん、と剣で良い塩梅で引っぱたかれて気絶した姉妹の仇を討たんと、赤熱する熱の剣を生み出して斬りかかる長女。重水素の結合と崩壊によって燃えたぎる剣は、基底現実に存在する全てを崩壊させる熱を放つが……現実の否定に達した刃の前では儚い物だ。


 「うそぉ!?」


 「残念、全部真実よ」


 どれだけ魔法で強化し、加護を授けて強靱に練り上げた武器相手でも鍔迫り合いに持ち込んで()し斬ってきた核融合の剣は、いとも容易く構成する術式そのものが破断されて霧散する。


 そして、際の際で刃を立てぬよう返された刃が肩口を打ち据え、魔法の護りがない本体は流石に脆い長女が膝を突く。


 「いやいや……あの二人……」


 姉達が瞬く間に蹴散らされる様を見ていた弟は、なにも力が及ばないので復帰しなかったのではない。


 あの細い足が放たれたとは信じられない蹴りが胸骨と肋骨に罅を入れていたので、動くに動けなかったのだ。呼吸をするだけで痛みが走り、母と似て身体賦活術式が得意ではない彼が十全に動けるよう回復するのには絶大な集中が必要になる。


 それだけの時間を回復に費やせば、姉達は全滅していて一人で斬りかかるという阿呆な真似をしなくてはならないので、ならもう無理に痛いのを我慢しないでいいか、と鎮痛術式に集中しているのだった。


 どのみち無理を押して援護に入ったとして、全滅までの時間が瞬き一つ分増えたかどうかも怪しいところであったし。


 全てを見て、聞いたからこそ彼は悟る。


 あれは一度、まだ()の人の足が萎える前に披露された剣舞より上。


 姉弟達の父、エーリヒの肉体が全盛であったころのソレであろう。


 精神魔法の秘技を用いれば記憶の同調ができることをライゼニッツ卿の教鞭を受けている末弟は知っていたが、どこまで〝壁〟を取り払えば技術まで移植できるのかと震えた。


 そもそも、彼が師匠に作ったような声でお願いして見せてもらった禁書でさえ「理論的には不可能ではないが、魂が拒否反応を引き越すだろうから非推奨」と書かれていた。しかも、ただの研究員ではなく、魔導院に伝わる精神感応魔法、禁忌の基礎を作った大家の言葉だ。


 専門家が無理だと匙を投げた物を容易く実現し、実用化している二人を夫婦と呼び現すだけで足りるのであろうか。


 「一体どれだけ高度なイチャつきを見せ付けてくれるかな……」


 熟年の夫婦は代名詞だけで会話が成り立つと聞くが、これは最早そんな段階ではない。魂の領域で融和することが能うなど、何をどうすれば至れるのか。


 「よし、これで全員参加ね。逃げたら……アレよ」


 「濁す意味は……?」


 「何処か高い所から見てる人から検閲されるかもしれないからね。察しなさい」


 そんな連中――一人は書斎で仕事に忙殺されている最中だが――に喧嘩を売る不毛さを理解した末弟は、大人しく母親の指示に従うことにした。


 どうせ、あの三人のことだ。引っ切りなしに結婚を申し込もうとする面々が参加してくる園遊会への参加を拒むだろうから、何やかんや言い訳される前に誓約術式でも結ばせてしまおうとも画策する。


 長男は今まで何度も姉達がぶち壊した縁談の尻拭いをやってきたのだ。厄介な行かず後家共を操縦する方法は学習している。


 分からないのは、この母親の心底と……父への執着の根源だけだった。


 「じゃ、私はいい汗を掻いたのでお風呂に入るから。それ、片付けておいてね」


 「仮にも自分の娘になんて扱いを……」


 「人を老人呼ばわりする小娘共には相応よ」


 片手でぷらぷらと雑に装飾用の剣を振り回しながら去って行く背を見て、子供は何時か親を乗り越える物という言葉を思い出す末っ子。


 しかし、俺にそれを求めるなよ、と過去の偉人に唾を吐いてやりたくて仕方がないのだった…………。




【Tips】精神感応による技術の共用は技術的に不可能ではないが、魂がそれに耐えられないであろうという一点において諦められてきた。構成要素が全く違う物から抽出された要素を受け入れられるとしたら、尋常ではない親和と絆が求められる魂同士だけだ。  

いい夫婦の日定期。


お互いに魂の壁を完全に取っ払って思考・記憶・技術の領域に至るまで精神魔法で共有できる夫婦のイチャつきを見せ付けられた姉弟の心境を論述せよ(配点:親のそういうの見たくない)

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― 新着の感想 ―
本当に私とあの人の子なのかしらってセリフでめちゃくちゃニヤニヤしてしまった……。 アグリッピナ氏のifが一番好きだー。 正史でもくっつかんかなあ。マルギットはミカとツェツィーリア受け入れてるぽいし?
パパが大好きだからそのパパと結婚したママがキライとか? 究極のファザコン?
アークエネミー級の技能二つ乗せとか…… 最も突き進む道を行っている本編エーリヒはこの領域を超えられるのだろうか
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