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短編・詩 全般

存在意義

作者: 些稚 絃羽

薄く狭い箱の中

そこは天国だ地獄だみたいな顔した

小人達が蠢いてさ

笑わせたり恋したり

呆れさせたり泣かせたり

罵ったり誤魔化したり

無意味な議論を交わしたり

見えない相手に神経使ったり

後暗い事とか

ホントに暗い情報とか

嫌になる時も沢山あって

スイッチを押せば消えるって

重ねた知識で知っているけど

なかなかそうしないのは


小人と僕等、紙一重だって知っているから

砂嵐の向こうで泣いてる顔もあるから

セリフじゃない台詞に胸打つ事があるから

作り物の愛に憧れたりもするから

垂らされた戯言に安心したいから


誰かの声を聞いていたいから


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