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吹部と恋と  作者: 神原 憂
5/5

そうだ

私は衣玖に一通り話した。


すると、衣玖は


「そうかぁ。俺には音楽っていうものはよく分からんけど、でも、先生はきっと楓たちに期待しとるんじゃないかな?」


「・・・え?」


「だって、もし期待しとらんかったらそんなこと言わんと思うよ。楓と鈴華ちゃんに才能があるけん、そうやっていうんだと俺は思うけどなぁ」


「そうかなぁ。そうだといいなぁ。」


「絶対そうだって。絶対そう。」


「うん。ありがとう。衣玖」


私は、ニコッと笑った。


すると、衣玖は少し目線をそらして


「お、おう!///」


っとはずかしそうに言った。


「そういえば、明後日は修学旅行だな」


・・・そうだ。そうだった。


「うん…練習したいのに…」


はぁっとため息をついている私に


「俺は、楽しみだけどな。楓と班同じだし」


「えっ?!」


「楓は…いや?」


「いや、別にそんなことないけど、いきなりでびっくりして…いやーもう!///」


「赤くなってやんのww」


「な、なってないもん!赤くなんて!」


「ほらー!赤いぞ〜楓ーww」


私は怒って帰ろうとした。が、足がもつれて転倒。またいつものくせが出てしまった。


「・・・ばい、ばい///」


私はそう言うと逃げるように帰った。


「ちょっとまてよ!送るって!」


後ろから衣玖の声が聞こえてきたが無視して帰った。







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