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冒険者養成学校  作者: 見習い冒険者
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第壱話

初作品です!

よろしくお願いします!


後書きに前々から考えていたモノを載せてみました

惑星・アルバナス

アルバナスには剣や魔法などが存在する。

そして亜人・・・獣人、魔人、竜人などの人種も存在する。

アルバナスには大きく分けて四つの国と、魔物・悪魔たちが住み着く魔の領域を入れて、五つに分かれている。

四つの国は四大元素の火、水、風、土の聖霊を信仰している。


突然だが、そんなアルバナスある風の聖霊の国・ヴァリーラエルで自然の力によって作られたような通路を、全力疾走している黒髪の少年が居る。

少年の服装は黒をメインに赤のラインが入ったジャケットと同じく黒の長ズボンを履いている。

そして、少年の腰には物騒にも刀を差していた。


「なんでこうなるかな!?」


少年は文句を言いながらも、足を止めず後ろを見る。

少年の後ろには10体のモンスター・・・ゴブリンが群をなして追い掛けている。

ゴブリンの手には棍棒・ナイフなどの武器を持っている。

そんなゴブリン達の後ろに二周り大きいキングゴブリンが居る。

キングゴブリンだけ持っている武器が両手剣のバスターソードだ。

それを見た少年はさらに顔色が悪くなる。


「なんでモンスターが人の武器を持ってんだよ!!」


少年は後ろを一切見ないでダンジョンの入り口まで走り続けた。





●●●●●



ヴァリーラエル国にある冒険者の教育学校では、HRを終えて一時限目が行われていた。

学年は参年まであり、クラスは四組まである。

クラス名はは風・火・水・土組である。

そんな壱年風組には生徒が20人と教師が1人で授業が行われていた。


「それじゃあ授業を始めるけど、欠席者は・・・1人だけね。アーヴェンツはどうしたの?」


教卓に立つ茶髪で長髪の女性教師が、教室を見渡してから言う。

女性教師の名はアリアドナ・カルヴァート、24歳である。

因みに教室は一番前に教卓があり、向き合うように木の机が右側から5・5・5・6の順で並んでおり、右から二番目、前から三番目の席が空いていた。


「レイ君なら朝から第1のダンジョン(アーモ・ワン)の調査ですよ」


アリアドナの質問に青とオレンジのオッドアイの女子が挙手をして答えた。

女子の名はカルア・ビュルックナーである。

因みに出席番号7番である。

それからレイ・アーヴェンツは出席番号21番である。


「あれ?もうそんな時期だっけ?ダンジョンの調査のアルバイトなんてよくやるわね。かなりの危険なアルバイトよね?」


「はい。レイ君は自分で学費を稼いでるみたいなんです」


「そうなの?・・・ちょうど良いわ。続けてダンジョン・調査の説明をしてちょうだい。」


アリアドナは少し考える素振りをしてから、カルアに言った。


「はい。ダンジョンとは魔物が巣くう迷宮であり、神々の時代から存在している物です。ダンジョン内は上から下に降っていくようになっています。調査とは定期的に行われ、内容はダンジョン内の魔物が領域を越えて上位のモンスターが上の階に上っていないか、下位モンスターが大量発生がしていないか、などです」


カルアが立ち上がって答えた。


「簡単に言うとそうね。ヴァリーラエル国が管理しているダンジョンは王都・ヴァリーガルブを囲むように五つあり、ダンジョンを線で結ぶと五角形になるわ。これは聖なる五亡星がヴァリーガルブを護ってるとも言われてる。噂では魔の数字の六個目のダンジョンがあるとも言われてるわね。調査に関してはパーフェクトね。座って良いわよ。」


「はい」


アリアドナの言葉に、一度頷いてからカルアが着席した。


「そのまま予習としてヴァリーラエル国と階級制度の説明をしてもらいましょう・・・カイドウ」


「うぃっす」


今度は赤毛を短髪にした褐色の青年が立った。

青年の名はアズマ・カイドウ、鬼人と人間のハーフである。

そして青年の額には小さな角が二本生えている。


「この国、ヴァリーラエルは風の聖霊を信仰している。北に火の聖霊の大国、東に土の聖霊の大国と接している小国だ。南と西は海に接しているな。階級制度は大きく分けて、王族、貴族、騎士、商人、平民、奴隷の順だ。細かく分ければ、貴族は大公・公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵の六つに分かれて、騎士は上位・中位・下位の三つに分かれている。さらに詳しく言えば騎士上位の者は限定的にだが、伯爵並の権限がある。例えば戦やダンジョン捜索中などだ。」


「長々と説明ありがとう。もう良いわよ。」


アズマはアリアドナの言葉で少し呆れたような表情になるが、何も言わずに着席した。

アリアドナの唐突な気分転換は何時もの事であるからだ。


「じゃあ、次は冒険者の事に移りましょうか・・・ナダル」


「はい」


アリアドナの言葉で、次は男装した女子が立ち上がった。

名はエレナ・ナダル。

髪は黒で長さは肩よりも下くらいだ。


「冒険者とはダンジョンに潜る者と騎士と一緒に国を護る者の2種類ある。ダンジョンを潜る者、またの名を用兵は、未だ明らかにされていないダンジョンの最深部に到達する事を目標にしている。騎士と一緒に国を護る者、またの名を兵士は、王都や町にやって来る魔物や盗賊達の迎撃を担当します。両方とも王宮の兵である事は変わらない。」


「うん。正解ね。そして君たちが冒険者の卵の訓練生って事ね・・・そんな私は訓練生を導く冒険者上位者」


アリアドナはクルンと一回転して、右手を胸に左手を天に伸ばしてポーズをとった。


『・・・・・・』


全員がアリアドナから目を逸らした。


「先生は反面教師として優秀だから」


「ちょっと、それはどういう意味よ!」


エレナの言葉で、アリアドナは腰にて手を当てて睨んだ。


「・・・続ける」


エレナはアリアドナを無視して話を続けた。


「全ての生き物のステータスは心・技・体の三つ属性でで構成されている。心は魔法属性、技は武器属性、体は人種属性だ。魔法属性とは四大元素の事であり、武器属性は自分に最適な武器適性の事であり、人種属性はその名の通り人種だ。例をあげるなら、ゴブリンは心・土、技・棍棒、体・魔物ってなっている」


「もういいわよ。このクラスって優秀よね・・・嫌みなくらい」


アリアドナが口を尖らせながら、教卓に倒れ込んだ。

そしてエレナは無言で着席した。


「今ので全ての説明が終わったかな?解らない事があったら感想にね?」


アリアドナが斜め上を見て、ウインクしながら、おかしな事を言った。


「先生・・・何を言ってるんですか?」


カルアがドン引きしながらアリアドナに言う。


「やめとけ。何時もの事だろ」


「前にレイが言ってただろ。先生は時々どっかから念波ねんぱを受信してるって」


アズマが微妙な表情でカルアに言う。

アズマに続くようにエレナが諭すように言った。

エレナの言葉で全生徒が頷いた。


「冒険者の説明ならジョブとカードの説明もね。はい、先生説明♪」


金髪でグラマーな女性が挙手をしてから、胸を強調するように自身を抱くように押し上げた。


「そうね。ジョブとは冒険者の職業ね。近距離ジョブなら戦士、中距離ジョブなら槍士、遠距離ジョブなら弓士とかが基本ジョブね。最強のジョブとして英雄、勇者ってジョブもあるけど、なれる者は本当に一握りね。カードってのは素材カードと魔法カードの2種類の事ね。素材カードは魔物を倒した時に落とすカードの事で、倒した魔物の素材がカードになった物。普通なら役に立たないけど、鍛冶士や裁縫士などに渡すと武器や防具に加工してもらえるわ。次に魔法カードは魔法が使えない騎士以下の者(商人や平民など)が使う簡易式魔法で回数は有限で威力は低いけど誰にでも使えるわ。応用が幾つかあるけど、それは実際に使用しているアーヴェンツに聞くのが一番ね・・・居ないけど。どうよ?」


ふふんっと胸を張るアリアドナ。


「ハイハイ、凄かったわ」


それに対して金髪のグラマーは無気力にパチパチと拍手しただけであった。


「って!何で私が説明してるのよ!今は授業でしょ!シャロン!」


金髪のグラマーの名は、シャロン・エルラインである。

クラス一の巨乳である。


-ガラッ!!-


アリアドナがプンプン怒りながらシャロンに近付こうとした時に教室のドアが勢いよく開いた。

教室に入ってきたのは、黒髪で黒のジャケットを着た少年だった。

少年は苦しそうに荒い息でよろよろと自分の席に向かった。


「あら?アーヴェンツじゃない。もうダンジョンの調査は終わったの?」


シャロンの席に向かっていたアリアドナは方向を変えて、レイの席に向かってレイの目の前に立って話し掛けた。


「すぅ・・・はぁ・・・やぁ、先生。何時も通りチッチャいね」


「チッチャいって言うなぁ!!」


レイは息を整える為に深呼吸してから、アリアドナをイジった。

それに対してアリアドナは涙目になりながらポカポカとレイを殴った。

今更だが、アリアドナの身長は145センチである。


「ングッ・・・ングッ・・・ふぅ。かなり疲れてるから、かまってやれないんだ」


レイは竹の水筒の水を飲んだ。

その後に年上であるアリアドナ頭を撫でながら、子供を見るように優しい目をした。


「優しい目をするな!」


もうキャラが壊れたアリアドナである。


「そ、それで調査はどうだったのよ?」


席が隣であるシャロンがレイに話しかけた。

その時のシャロンの頬はうっすらと朱かった。


「それが二階層にキングゴブリンが居て、ゴブリンが大量発生してたんだよ。一応王宮には連絡しといたから、明日明後日には討伐隊、もしくは迎撃隊がダンジョンに入るだろうな。」


レイはアリアドナを撫でながらシャロンに答えた。

レイの話に全員が興味があったらしく、聞き耳を立てていた。


「んじゃ、当分はダンジョンに入んねー方が良いな」


「そうだね。第1のダンジョン(アーモ・ワン)がそうなら他のダンジョンも心配だからね」


アズマの言葉にエレナが同意した。

それから皆が思い思いにダンジョンについて話し始めた。


「イヒッ♪」


なので、アリアドナが面白い事を考え付いた子供みたいな顔になっている事に気付いていなかった。


「・・・・・・(また変な事でも思い付いたな)」


いまだにアリアドナの頭を撫で続けているレイを除いて


めだかファンタジー


数多ある小国の1つである箱庭王国

箱庭王国では、国王・不知火袴の命令で勇者選定の儀式が行われていた

国王は貴族・平民問わず、国民全員を集めて国王の目の前でとある事をさせていた

勇者選定の順番を待つ列には、平民の人吉善吉と幼馴染の黒神めだかも並んでいた


「めだかちゃん。いったい王様は選定の為に何をさせてんのかね?」


先に並んでいる善吉が、後ろに居るめだかに振りかえりながら話しかける


「何でもいいさ。私は見知らぬ他人のために生まれてきたのだ。相手が王だろうと変わりは無い!!」


「ちょっ!めだかちゃん!!」


凛っ!と胸を張りながら答えるめだか

そんなめだかの口をすかさず押さえる善吉

めだかは大変な事を言っているが、周りは選定の事で頭がいっぱいで聞いていなかった


「こんな所で変な事を言わないでくれ」


「変な事とはなんだ?」


善吉がめだかの肩に手を置きながら諭すように言うが、めだかは本当に解らないのか頭に?を浮かべていた


「次の2人入りたまえ!」


「あ、はい」「うむ」


門番の言葉で善吉とめだかは、王の居る謁見の間に入って行った


「それでは選定を行う!このサイコロを振ってくれ」


2人の前に0から5まで書かれたサイコロが4つ用意された


「むぅ、サイコロか・・・」


サイコロを見ためだかが露骨に顔を歪めた


「めだかちゃん。此処は普通に、何時も通りにサイコロを振ってくれよ?」


善吉はめだかに近付いて、小声で話す


「解っている・・・ハッ!」


「ならいい・・・よっ!!」


善吉とめだかは同時にサイコロを振った

めだかのサイコロは何故か一直線に積み上がった


「おおっ!!彼女が勇者かっ!!!」


積み上がったサイコロを見た国王が勢い良く立ち上がり、めだかの手を掴んだ


「我が国、箱庭王国の為に魔王を倒してくれ!」


「うむ!私に任せろ!!」


国王が膝を着き、祈るような姿をした

それに対して、めだかは凛っ!と国王を見下ろした


「・・・|(なんでめだかちゃんは偉そうなんだ?)」


1月13日、黒神めだかは勇者になった




因みに、善吉のサイコロは左から順に0113(・・・・)だった

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