表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

素敵なメガネ

作者: ことり。

私は目が悪く小さい頃からメガネを掛けている。


そして地味で誰からも見向きもされない。


好きな人はいたけれど、「ブスには興味ない。」


と言われ1週間泣き続けた。



ある日ボーとして歩いていたら誰かにぶつかられてメガネが割れて壊れてしまった。


近所に新しいメガネ屋さんが出来たので行ってみた。


店員「いらっしゃいませ。」


私「あのーメガネが壊れて。新しいの探してるんですけど。」


店員「お客様にはこれが似合いますよ。付けてみて下さい。」


私「うわー!」


そこには今まで見たことのないようなキラキラした世界が広がっていた。


店員「とてもお似合いですよ。」


自分もとてもキラキラしているように見えてこのまま購入し付けてかえることにした。



お店の外に出ればみんな私に注目し、視線が熱い!私は生まれて初めての体験に心が躍った。



私「私はブスじゃない。今から私の本当の人生が始まるんだわ!」


その日から私は毎日合コンに行きまくりみんなからチヤホヤされた。


夢みたいに楽しい毎日を送った。







1ヶ月が経ったある日メガネを失ってしまった。



私「私のメガネ!あれがないと!」




私は必死に家中を探し回った。



どこを探しても見つからない。気が狂うように探した。



私「どこ!!どこなのー!!」


気がついたらメガネ屋さんへ走っていた。



店員「いらっしゃいませ。」



私「この前買ったこと同じのメガネを下さい!!」



店員「申し訳ございません。同じ物はございません。でも必要ならば似たようなメガネはございますがいかがなさいますか?」



私「それを付けたいです!」


店員「かしこまりました。」


店員さんが裏から出してきた一点もののメガネを私はすかさずかけそのまま購入した。


「ありがとう。」


店を出たらみんなの視線が少し気になったが今の私は全く気にもせず家に帰った。



そう言えば鏡でどんな感じか見てなかったので見てみると、、、。



「ぎゃーー!!!なによこれ!こんなの私じゃない!!」


そこには激太りした自分の姿があったのだ!!


そして急いでメガネを外そうとしたが全く外れない!!



パニックになり急いでメガネ屋さんに戻ったが、さっきあったはずのメガネ屋さんがなくなっていたのだ。



「どこにいったの。。。」



私はその場に倒れ込んだ。





  

皆さんもこの様な不思議なメガネをかけて新しい世界に行ってみてはいかがですか?by作者
























評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
つまり眼鏡は外見を変えたのかな?もしくは自分の姿か。かけたいかと言われると、かけたら銭天堂みたいな感じでバッドエンドまっしぐらなきがするからかけたくないです笑
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ