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ジョン・ウー監督と鳩

作者: 高橋さくら

今回は映画監督のジョン・ウーの話。

ジョン・ウーと言えば言わずと知れたミッション:インポッシブル2の監督である。


ある人のブログに、ジョン・ウーの名前が出てこなくて咄嗟に「ほら、あの鳩飛ばす人」と言ってしまったと書いてあった。言われた人は「鳩飛ばす人?マジシャン?」と大真面目に答えたというからちょっと笑えた。

確かに鳩飛ばす人って言われたらマジシャンだと思うよなあ。

もし自分が同じ状況になったら「鳩飛ばす人」と説明しそうな気がする。


ところで、なぜこんなに「ジョン・ウー=鳩飛ばす」が定着してしまったのだろう。

フェイス/オフで味をしめてミッション:インポッシブル2でも鳩を飛ばしてしまったことが原因か。


多分日本のマスコミが事あるごとに「ジョン・ウーと言えばストップモーションと鳩を飛ばす演出でお馴染みだ」とか言い過ぎたんだと思う。


現に、前述のブログの人はミッション:インポッシブル2は見ていないという。見ていないのにジョン・ウー=鳩云々がぱっと浮かぶというのはもはやマスコミの刷り込み効果の他ならない。


ところでジョン・ウーは鳩云々イメージが日本ですっかり定着してしまっているという事実を知っているのだろうか。

もし知ったらさぞかしがっくりくるだろうなあ。

だって「鳩飛ばす人」ってーーー!

奇才ティム・バートン監督!とか言われたいだろうなあ。


ジョン・ウーには今後、鳩+ストップモーション多用なしのアクション映画で勝負していただきたい。とはいうものの、そうしたらそうしたで「ジョン・ウー監督最新作!今度は鳩もストップモーションもなしで勝負!」なんてキャッチコピーをつけられそうだ。


……いいや、もう。ジョン・ウー=鳩飛ばすで今後も頑張ってください。



(追記)ジョン・ウーの最新作、レッドクリフは未見ですが、どうやら鳩は飛んでるらしいです。(笑)


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