第四話〜人狼ゲーム〜
ちびたこたちは最近食物界ではやっている、バーチャル映像を見れるゴーグルを使って人狼ゲームをしようと考えていた。
いくつか選べたのだが、ちびたこたちは『狼少女人狼』をプレイすることにした。
みんな、ゴーグルを装着する。
少しして人狼ゲームのルール説明が始まった。
この人狼ゲームは村人二人、占い師と霊媒師、人狼、狼少女が一人ずついます。
ゲームが始まったらまず、役職本を確認してください。
占い師は一ゲームで一回、誰が一人を占うことができます。
霊媒師は一ゲームで一回、ゲームオーバーになった人の中で一人を占うことができます。
狼少女は一ゲームで一回、誰かが占われたときの結果を『村人』にすることができます。
占い師が占いをする前に使わないと
発動しません。
人狼陣営ですが、人狼が誰かわかりません。
人狼も狼少女が誰なのかはわかりません。
人狼と狼少女は村人陣営を全滅させることが勝利条件です。
村人、占い師、霊媒師は人狼陣営を全滅させることが勝利条件です。
ゲームスタート時に配られる、一撃必殺のナイフを使って相手陣営を倒しましょう。
ルール説明が終わり、ゲームがスタートする。
ちびたこは役職を確認すると、そこには『あなたの役職は人狼です。』と書かれていた。
(初手から人狼か。上手にできるかな。)
ちびたこは少し不安だったが、一旦狼少女が誰かなのかを探ってみることにした。
マップは学校がテーマのようで、ちびたこがスポーンしたのは学校の教室の一つだろう。
「カミングアウト、おれが占い師だ!」
たこきれがうれしそうに言う。
役職をひけて嬉しかったのだろうか。
「ぼくが霊媒師だよ。」
たこきれに続けてたこしも言う。
「対抗いないの?」
たこすんが聞く。
(対抗はいないのか。じゃああの二人は村人陣営でよさそう。狙うならあの二人かな。)
しばらくしても誰も出てこなかったため、ちびたこはそう考えた。
「おいおいおい、たこおた、お前を占って黒だったぜ!」
たこやんが言った。
「えっ、いやたこやん。占い師だったの?」
占い師だということを言わずに占いをして黒だしをしたたこやんに驚くみんな。
ちびたこも驚いたが、これでたこやんが狼少女だということがわかった。
ただ占い師としてでただけならどっちが狼少女かわからないが、黒だしをすることによって、本当の人狼であるちびたこにはだれが狼少女なのかが伝わるのである。
(よし!たこやんが狼少女か。これで村人陣営がわかった!)
ちびたこは仲間が誰なのかわかったので、たこやんに自分が人狼であることをアピールすること、村人陣営を倒すことを目的として人を探すことにした。
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