第十一話〜ミッション〜
今日はとても天気が良い。
雲一つ無く、太陽が顔を出している。
「まだ五月なのに暑いね。」
ちびたこは言った。
「プール行きたいな。」
ちびたこに続いてたこしが言う。
「この時期でもうやってるプールってあるのか?」
たこきれが言った。
たこきれはスマホを取り出して調べ始める。
調べた結果『モロヘイヤ室内プール』と、言うプールはこの時期でも開いていることがわかった。
「よっしゃ行こうぜ。」
「準備だ、準備!」
「どの水着にしようかな。」
三人とも各々で準備を始める。
今日はたこすん、たこおた、たこやんは友達と遊びに行っていたり、部活動などで家にいない。
なので三人でプールに行くことにした。
準備ができると、三人はプールに向かった。
「ついたー!」
暑い中歩いてたどり着いたプール。
ドームのような形をした建物だった。
ロッカーまで行って荷物をしまう。
「鍵持った?ちゃんと腕についてる?」
たこしが二人に確認する。
「持ってるわ!」
「持ってるよ!」
二人に確認が取れると、三人はプールサイドへと向かった。
「流れるプール行きたい。」
ちびたこが言う。
「いいよ。行こ、行こ!」
たこしもノリノリだ。
「走るなよ、転ぶぞ。」
ウキウキで小走りになっていたちびたことたこしに注意するたこきれ。
三人は流れるプールに入る。
「ちびたこって泳げるんだっけ?」
そういえば、と気になったたこしが尋ねる。
「泳げるんじゃねえか?」
たこきれも確信はないようだ。
「泳げるよ!水泳習ってた時期があったからね。」
そんな話をしながら時間は過ぎる。
ちょうど一周したあたりで、ちびたこはあることに気がつく。
「あっ!」
ちびたこは驚き、少し大きな声が出る。
自分の腕につけていたはずのロッカーの鍵がないのだ。
「どうしたの?」
ちびたこの声を聞いて、何があったのかとなるたこし。
「えー、」
ちびたこはとても答えづらそうにしている。
「鍵落としちゃったみたい。」
ちびたこは小さな声でいった。
怒られるのが怖かったのだろう。
「はあ?鍵落としたのか?」
たこきれは半ギレ状態で聞く。
「う、うん。」
ちびたこはたこきれに怒られると思って、覚悟を決める。
「よっしゃ、じゃあ二人にミッションをだす!鍵を探せ!!」
たこきれは二人に言った。
ちびたこは驚いた顔をしたが
「おー!!」
と言って、鍵を探し始めた。




