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タコスファミリーの日常  作者: ブラボーくん
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第一話〜誕生〜

ある年の四月。

桜はきれいに咲きほこり、散った花びらは風に吹かれて宙を舞う。

どこかの小学校の六年三組の教室では、学級目標決めを行っていた。

班ごとに意見を一つ考え、時間になったら代表一人がみんなの前で発表する。

今は七班あるうちの六班が発表を終えていて、一番有力な意見は二班の『白紙に描こう思い出を』だ。

白紙に絵を描いて作品を作るように、僕達も今は何も描かれていない思い出を、一年間一緒に過ごして思い出で埋め尽くしていこうという思いが込められている。

みんな、この意見で決まりだと思っていた。

そんななか、七班が発表をする。

七班の代表が口を開いた。

「僕達の意見は『たこす』です。たこすの『た』がたのしく、『こ』がゴールへ、『す』がすすめです。小学校生活最後の一年をみんなでたのしく、卒業というゴールへ突き進んでいきたいという思いを込めました。」

七班の発表が終わり、投票が始まる。

結果は七班の意見がダントツ一位だった。

この学校では学級目標にあわせて作品を作り、担任の先生の机の後ろの壁に貼る習慣がある。

その過程でタコスファミリーは誕生したのだった。






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