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「え、ええ学園の生徒が10日前から失踪しているんですよ」


「そうなのか・・・」


「ええそうです・・・もしかしてあなたが捜査している事件と何か関連性があるんですか?」


「いや、どうかな・・・そうかもしれんが」


「もしかして例の連続殺人事件ですか?」


「ん?」


「いや、あなたの捜査している事件ですよ」


「な、なぜ分かったんだ?」


「2週間程前に学園に訪ねてきてましたよね、たまたま横を通った生徒が殺人事件なんて言葉を聞いたらしいんです。で最近の殺人事件と言えばやっぱり例の連続殺人の件なのかなぁと」


「そう、、、だが」


「そうですか大変ですね、、、もう13人も殺されて」


「・・・ああ・・いかんいかんこれ以上はしゃべるわけにはいかない」


「あっ、こちらこそすいません探るような真似をしてしまって。では私はこれで、、このことは彼には黙っておくので」


そう言って金髪の少女は席から立ち上がって店の外へと歩んでいった。


そうか、誘拐事件が起きていたのかもしかしたら今回の事件とも関係があるんじゃ・・・まてよその時期はちょうど俺たちが学園に言ったころ。13人目の事件の後、ボタンを注文したものを、、、その後校内で調査を行ったが注文したもの以外にボタンを失くしたりもっていないものはいなかった。


もし・・・犯人がボタンを誘拐した生徒から取っていたとしたら?


まてよなんであいつ13人目なんて・・・13人目の事件はまだ一般に情報公開されていないはずだ。


この国は社会革命党によって支配されており、社会を無用に混乱させないためとゆう名目で重大事件の情報はその件の捜査が一定の水準まで進むまで公開されることはないのだ。


だから全く捜査に目途が立たないような場合は最悪そのまま事件はお蔵入りになり情報が一般の人々に知られることがないというケースになる。


そしてこの連続殺人事件も10人目以降は捜査に進展が見られないため情報の公開はまったく行われていない


「お会計!」


代金を支払って急いで店から出る。右左周囲の道を見回してみると・・・いたさっきの女アッシュウェイトが角を曲がっているところだった。


なんとか間に合った!心の中で喜びつつ急ぎ足で彼女の曲がった角に向かった。もちろん急に掴みかっかて逮捕するわけではない、証拠がないからだ、、、だから尾行してそれを掴む。


まだ14人目の死体は見つかっていない、、、女がボタンを生徒を誘拐して得たのだとしたら、、、


新しい殺人が起こらないのも別の所で彼女の欲求が満たされているから、、、誘拐の被害者を殺した?いやそれなら今まで通り通り魔的にやればいい、、、つまり別の目的、、方法で?


拷問か、、、女の殺人の原因が嗜虐性にあるのだとしたらあり得る生徒を拉致、監禁して拷問それで欲求を満たす、、だから殺人は起こらない。


可能性が浮かび上がるともう彼女が犯人であるとしか思えなくなってきた。ダットレイは迂闊だったが自分の担当する相手の監視から外れてアッシュウェイトの後をつけた。

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