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社畜転生記  作者: みっしぇる★
8/8

~第1章・夢見た異世界生活・第6話~

~獣の森にて~


さて、着いたぞ!

しかし、昼なのに木々のせいで若干暗いなぁ

というかよく考えたら魔法使えないのに

倒せるのかなぁ…

ちなみに武器というか剣はある

なぜ、お金がないのに剣があるのかというと

ギルドからの給付だ。

僕のように田舎から出稼ぎに

冒険者になる人も多い、

しかし、

もちろん、出稼ぎに来ているのに

武器なんて買うお金なんてない人が多い

そこで、ギルドが品質は低いが

アイアンソードを登録時に給付される

なんせ、魔法も使えない人も普通にいる

そんななか武器も魔法も無しでクエストなんて

自殺行為だ。

なので、ギルドから給付しているらしい。

正直僕も助かった。

魔法スキル皆無な僕は丸腰で

クエストするところだった


「まじで、よかった…」


まぁ、そんなことはおいといて

スキルの確認だ。

てか、まじで、なんだろう

英語辞典って?

発動方法も分からないし…

とりあえず、言ってみるか


「英語辞典」


シュワン!


え!出た!英語辞典が出てきたよ!?

でもこれでどうすんの?

辞典で敵を叩けばいいの?

確かに痛そうだかそんな強くなさそう…

はぁ、外れスキルかぁ

まぁ、いいか!剣はあるしなんとかなるだろう!

それにしても懐かしいなぁ

英語辞典なんてみたの中学生ぶりだ

高校は電子辞書使ってたから

紙媒体なんて使う機会が無かった。

いやぁ、てか中学生の時ふざけてたなぁ

中学生の一部の中には厨ニ病という

恐ろしい病気にかかる人もいる

そして、僕はそのなかの1人だった

あの時は拗らせまくってて

英語辞典を魔法書に見立てて

それっぽい単語

こんな感じて


「フレイム」


って言ってたなぁ


ボワッ!


え?今何が起こった?

僕がこの英語辞典を魔法書っぽく持って

フレイムって単語言ったら

本当に炎が出てきたよ?

もしかして、これってそういうこと!?

試しに他のも…


「アイス」


シュワン!


うわ!これもしかして本当に魔法書なのでは!?

で、でもこんな魔法書聞いたことがない。

もしかして、僕だけが使える特殊スキルか!

やった!これで、魔法も使えるぞ!

一回一回出して構えるの大変だが

使い方によればチートだぞ!

その上、僕は魔力の初期値が多分高い

これは、最強の魔法書を手に入れたかもしれない

見た目は完全に普通の英語辞典だが…

そうだなぁ、例えばこれなんてどうだろう


「フレイムアロー」


ヒュン!


おお!やっぱり単語を繋げれば創造通りの

炎の矢が出てきたぞ!

これは、チートだなぁ

よし!さっそくこの力を使いたい!

ゴブリンを探そう!!

う~ん、そうだ!


「サーチ」


シュワン!


おお!分かるぞここから北西に

ゴブリンの群れだ!

めっちゃ便利なんだけど!

あれ?なんかゴブリン以外にも10人いるぞ?

冒険者かな?それにしても多くないか?

!?

1人消えたぞ!

なぜ、いや、まさか!

もしかして死んだのか!?

助けなければ!!


「爺や!皆さん!」


「すみませんお嬢様、

あなた様だけでもお逃げ下さい、

ここは私と護衛に任せてください」


「そんな!嫌に決まってるでしょ!」


「しかし…」


「!?お嬢様あぶない!!」


護衛の1人が叫んだ


「え?」


目の前にはゴブリンが斧を私の方に

振りかぶっていた

ああ、申し訳ありません

お父様、お母様、お姉様

もう一度、お会いしたかったです


「ぐっ!」


「フレイムアロー!!」


「ギャア!?」


「え?」


「大丈夫ですか!?」


「え、えぇ大丈夫です、

助けて頂きありがとうございます。」


「良かったです。加勢します。

あの方たちもお仲間ですか?」


「ええ、そうです」


「分かりました」


「フレイムアロー!アイスアロー!」


「す、凄い」


急に現れたそのお方はあっという間に

ゴブリンを倒してしまいました


「皆さん!大丈夫ですか!?」


「ありがとうございます。

死人も出てしまいました、重症な方もいます。

申し訳ないのですが、

ポーションを持っていないでしょうか

あれば、こちらで買わして頂きたいのですが…」


「申し訳ありません、今持って無くて」


「そうですか」


「すみません」


「いえ、気にしないで下さい」


こればかりは本当に申し訳ないなぁ

いや、待てよ、もしかしたら


「すみません、ちょっと傷口

見せてもらえませんか」


「ええ、分かりました」


「リカバリー」


シュワン


「え!怪我が治って、あなた様は

もしかして回復魔法も使えるのですか」


「そんなところです」


そして、僕は怪我人全員を治した。


「本当に助かりました」


「いえ、良かったです。それにしても

なんでこんなところに?」


「それは、私からお教えしますね。

まず、私はギルシア領伯

セルリア・ヴェル・オルドンが娘

セルリア・ヴェル・ルネーアと申します」


丁寧な口調で挨拶する

最初見たときに綺麗な服装で

どこかの貴族かと思ったが正解だったようだ


「あ、どうもアキラと申します」


緊張して変な感じになってしまった


「アキラ様。」


「はい?」


「っ!いえ、なんでも。

それでですね隣街に用事があって

終わらして帰ろうとした矢先…」


「そうなんですね」


「ええ、それでですね

アキラ様にお願いがありまして」


「はい?なんでしょう?」


「厚がましいのですが

護衛をしていただけませんか?

護衛も少なくなってしまいましたし、

アキラ様はお強いと見受けられましたので

どうでしょうか、

もちろん報酬も出させていただきます」


フム、どうせクエストも終わって

帰るのだから別にいいか。


「1つだけ条件があります」


「なんでしょう?」


「実は僕、冒険者になったばかりなので

ヘマするかもしれません

その時は迷わず僕を囮にして

逃げてください」


「それは!」


「この条件を呑んでいただけないと

僕は護衛しません」


「…分かりました」


「はい、ありがとうございます

では、よろしくお願いいたします」


「こちらこそよろしくお願いいたします」


そして、僕たちは隣街に向かった。



どうも、乃英流です。

やっと、スキルの効果が分かりましたね。

ここまで長かったぁ

しかしながら、やはりチートスキル…

僕も欲しい…

そして、ヒロイン二人目のお嬢様ルネーアさん

が出てきましたね。

出会い方がよくみるやつ!

もちろん、美少女!

アキラ君のありがちな物語もまだ

始まったばかり!

これからの活躍に期待ですね!


それでは、小説を書く機会を頂けてる

小説家になろう様、

そして、視聴者様に最大の感謝を。


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